著者
中山 泰一 中野 由章 角田 博保 久野 靖 鈴木 貢 和田 勉 萩谷 昌己 筧 捷彦 Yasuichi Nakayama Yoshiaki Nakano Hiroyasu Kakuda Yasushi Kuno Mitsugu Suzuki Tsutomu Wada Masami Hagiya Katsuhiko Kakehi
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌.教育とコンピュータ = IPSJ transactions. TCE
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.44-51, 2017-06-14

高等学校情報科の教科担任の現状を明らかにするため,都道府県教育委員会における臨時免許状の授与と,免許外教科担任の許可の状況を調査した.情報科では,臨時免許状や免許外教科担任が他の教科に比べて突出して多用されていることが明らかになった.本論文では,その調査結果を報告するとともに,わが国の情報教育の取り組みについて述べる.
著者
中野 由章 中山 泰一 Yoshiaki Nakano Yasuichi Nakayama
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
pp.4-441-4-442, 2017-03-16

情報処理学会第79回全国大会, 2017年3月16日‐3月18日, 名古屋大学東山キャンパス コンピュータと人間社会, 一般セッション, 情報処理教育, 5E-01 (講演日3月17日)
著者
赤澤 紀子 赤池 英夫 柴田 雄登 角田 博保 中山 泰一
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告 = IPSJ SIG Technical Report (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2022-CE-166, no.5, pp.1-9, 2022-09-24

2003 年から開始された普通教科情報科は,「情報 A」,「情報 B」,「情報 C」の選択必履修から始まり「社会と情報」と「情報の科学」の選択必履修を経て,2022 年実施の新学習指導要領では「情報Ⅰ」(必履修 2 単位)と「情報Ⅱ」(選択2単位)となった.情報科で扱う内容は,進歩の速い情報化社会を生き抜くための知識及び技能の習得,思考力・判断力・表現力を養う必要があり,普遍的な内容とその時代に即した内容が盛り込まれていると考えられる.本研究では,全教科書の索引に着目して情報科で扱う用語の変遷についてまとめる.
著者
中野 由章 中山 泰一 Yoshiaki Nakano Yasuichi Nakayama
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
pp.4-441-4-442, 2017-03-16

情報処理学会第79回全国大会, 2017年3月16日‐3月18日, 名古屋大学東山キャンパス コンピュータと人間社会, 一般セッション, 情報処理教育, 5E-01 (講演日3月17日)
著者
中山 泰一 中野 由章 角田 博保 久野 靖 鈴木 貢 和田 勉 萩谷 昌己 筧 捷彦
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2015-CE-131, no.11, pp.1-9, 2015-10-03

本論文では,高等学校情報科の教科担任の現状を明らかにするため,都道府県教育委員会における臨時免許状の授与と,免許外教科担任の許可の状況を調査した.その調査結果を報告するとともに,わが国の情報教育のありかたについて考察する.
著者
中山 泰一 坂東 宏和 鈴木 貢 Yasuichi Nakayama Hirokazu Bandoh Mitsugu Suzuki
出版者
情報処理学会
雑誌
2017年度情報処理学会関西支部.支部大会講演論文集 (ISSN:1884197X)
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.E-06, 2017-09-15

2017年度 情報処理学会関西支部.支部大会 2016年9月25日(月) 大阪大学中之島センター
著者
中山 泰一 中野 由章 久野 靖 和田 勉 角田 博保 萩谷 昌己 筧 捷彦
雑誌
2016年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 (ISSN:1884197X)
巻号頁・発行日
vol.2016, 2016-09-16

情報科の教科担任の現状を明らかにするため、筆者らは臨時免許状の授与と免許外教科担任の許可の状況を調査してきた。情報科では、臨時免許状や免許外教科担任が多用されている。また、普通免許状の保有者でも半数以上の教員が他の教科を担当している状況である。
著者
赤澤 紀子 赤池 英夫 柴田 雄登 山根 一朗 角田 博保 中山 泰一 Noriko Akazawa Hideo Akaike Yuto Shibata Ichiro Yamane Hiroyasu Kakuda Yasuichi Nakayama
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 教育とコンピュータ(TCE) (ISSN:21884234)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.19-34, 2022-10-21

2022年度より,高等学校の「共通教科情報科」は,必履修科目の「情報I」と選択科目の「情報Ⅱ」が設置され,すべての高校生が,プログラミングなどを含む情報の科学的な理解を主とした「情報I」を履修することになる.また,2025年度入試から「情報I」が大学入学共通テストで出題されることが正式に決定された.これにより,各大学の個別入試においても入試科目に「情報」が設置される可能性が増してきた.大学入学試験として情報を出題するためには,大学など出題する側と,受験する高等学校側で,出題内容や範囲,用語などの共通な知識体系が必要となる.しかし現在はまだ,「情報科」の知識体系は明確に定められていない.そこで,本研究では,知識体系の明確化を目標として,「情報I」の教科書で用いられる用語から知識体系に関する考察を行う.
著者
筧 捷彦 中山 泰一 Katsuhiko KAKEHI Yasuichi NAKAYAMA
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.632-635, 2018-06-15
著者
中山 泰一 中野 由章 角田 博保 久野 靖 鈴木 貢 和田 勉 萩谷 昌己 筧 捷彦
雑誌
情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) (ISSN:21884234)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.41-51, 2017-06-14

高等学校情報科の教科担任の現状を明らかにするため,都道府県教育委員会における臨時免許状の授与と,免許外教科担任の許可の状況を調査した.情報科では,臨時免許状や免許外教科担任が他の教科に比べて突出して多用されていることが明らかになった.本論文では,その調査結果を報告するとともに,わが国の情報教育の取り組みについて述べる.
著者
中山 泰一 角田 博保
雑誌
情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) (ISSN:21884234)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.41-47, 2016-06-01

共通教科「情報」の高等学校学習指導要領では,「多くの情報が公開され流通している現状を認識させるとともに,情報を保護することの必要性とそのための法規及び個人の責任を理解させる」と規定されており,その内容の取扱いとして,「知的財産や個人情報の保護などについて扱い,情報の収集や発信などの取扱いに当たっては個人の適切な判断が重要であることについても扱うこと」と記されている.一方,国,地方自治体,独立行政法人などの行政機関から情報を収集する意義や手続きについてはあまり扱われていない.本稿では,行政機関の公文書という生の情報を収集することは重要であるとの観点から,大学の教職科目の情報科教育法への公文書公開手続きの活用について,実践例とともに議論する.
著者
角田 博保 赤池 英夫 赤澤 紀子 中山 泰一
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
巻号頁・発行日
vol.2023-CE-172, no.13, pp.1-6, 2023-11-25

高等学校の共通教科情報科は 2022 年度よりすべての高校生が必履修科目の「情報 I」を履修することとなり,2025 年度入試から「情報 I」が大学入学共通テストで出題されることとなった.また,各大学の個別入試においても入試科目に「情報」を設置した大学が増えている.大学入学試験として「情報」を出題するためには,出題する大学側と,受験する高等学校側で,出題内容や範囲,用語などの共通な知識体系が必要であるが,情報科は他の教科に比べて歴史が浅く知識体系は十分に確立されていない.そこで,本研究では,用語ベースで情報科の知識体系を明確化することを目指す.情報科の検定済教科書全冊を対象として,索引に現れる用語を元に,用語の集計,分類,用語間の関係の設定,用語の学習レベルの設定を行っている.また,得られた用語情報を管理するための知識体系管理システムを開発する計画である.発表では,現状での研究の進行状況を述べ,今後の方向性について検討する.
著者
中野 由章 中山 泰一
雑誌
情報教育シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.1-7, 2017-08-10

大学入試センター試験において,数学 ② の選択科目として 「情報関係基礎」 が長く出題されている.これは,数学 Ⅱ ・ B を履修していない専門学科の生徒も大学入試で不利にならないよう配慮されたものである.高等学校 2003 年度入学生から学年進行で普通教科 (現 ・ 共通教科) 情報科が必履修となったが,専門学科の生徒は専門教科の学習でそれを代替する特例措置があり,殆どの専門学科ではその特例を利用して,共通教科情報科を開設していない.そこで,現行学習指導要領における専門教科の情報関係基礎科目の目標と内容について分析し,その類型化を試みる.
著者
久野 靖 和田 勉 中山 泰一 Yasushi Kuno Tsutomu Wada Yasuichi Nakayama
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌. 教育とコンピュータ = IPSJ transactions. TCE
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, pp.48-61, 2015-06-19

情報および情報技術は現代社会の基盤となっており,社会の構成員がこれらの内容を身につけてから社会に出ることが重要となってきている.世界の多くの国がこのため,情報教育に注力してきているが,それらの内容とわが国の現状には隔たりがある.本稿では積極的な情報教育を進めている各国の状況を整理・分析し,そのうえでわが国の情報教育が目標とすべきことと,初等中等段階における情報教育の体系的なカリキュラムについて提案する.
著者
中山 泰一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.79-80, 2022-01-15

文部科学省は2021年7月30日,2025年の大学入学共通テストから「情報」を出題教科として,「情報I」をその科目とすることを決定した.現在,国立大学協会(国大協)で,2025年に実施する入学者選抜制度が議論されている.これまで,国立大学は一般選抜においては,第一次試験として大学入学共通テスト(原則5教科7科目)を課してきた.これに「情報」を加えた「6教科8科目」を原則とすることが検討されている.本稿では,その経緯と,国立大学の入試科目に「情報」が加わることの意義について述べる.
著者
中野 由章 久野 靖 佐久間 拓也 谷 聖一 筧 捷彦 村井 純 植原 啓介 中山 泰一 伊藤 一成 角田 博保 鈴木 貢 辰己 丈夫 永松 礼夫 西田 知博 松永 賢次 山崎 浩二
雑誌
第57回プログラミング・シンポジウム予稿集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.155-169, 2016-01-08

わが国の初等中等教育における情報教育は多くの問題を抱えているが,その中に「どのような評価を行うのがよいかの合意がない」「大学入学試験において情報の内容が出題されることが少ない」という点が挙げられる.筆者らは情報入試研究会として2012 年からこの問題に取り組み,シンポジウムなどを通じて各大学に情報の出題を促すとともに,望ましい情報入試の問題について探究し,公開模擬試験を通じてデータを収集してきた.本発表では,情報入試研究会の活動について紹介するとともに,作題に関する考え方,公開模擬試験で使用した問題や試験結果について紹介し,望ましい情報入試のあり方について議論する.