著者
源 宣嗣 三橋 龍一 鈴木 勝裕 佐々木 一正
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.161-165, 2002
参考文献数
5

北海道のような積雪寒冷地の高速道路では、降雪や吹雪のため視界が悪化し、玉突き事故が多発している.このような気象条件下では、視界不良と共に路面の側路線や中央線の白線が積雪により区別ができなくなるため運転者がそれらを見失うことが一因である.そこで、路車間通信と車線維持制御をサポートするシステムを提案している.路車間通信は渋滞情報や事故・気象に起因する規制情報などを提供するために有用である.本報では、電波の発信源方向推定に基く位置センシングにより車線維持が有効と考え、それを実現するための技術を開発する目的でアレーアンテナを模擬したネットワークアナライザを用いた基礎実験結果について報告する.
著者
佐藤 立博 三橋 龍一 佐鳥 新 佐々木 一正
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. C, 電子・情報・システム部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. C, A publication of Electronics, Information and System Society (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.129, no.6, pp.1094-1100, 2009-06-01
参考文献数
11
被引用文献数
4 1

In recent years, many universities have already launched small satellite on-orbit. Attitude information is important for satellite operation. However, many nano-satellite communication systems used amateur radio by narrow bandwidth frequency segment. Therefore, down-link of attitude information is expected to require substantial time. In this paper, we propose establishment of the attitude estimation method by means of the received radio power. And, satellite attitude information being estimated from the fluctuation of the received power. Then, comparison of satellite data obtained from on-board sensors with ground experiment. One major problem in this approach is the effect of Earth's ionosphere. As the radio signal passes through the ionosphere, the polarization angle is rotated by the Faraday Effect. The detection of attitude by the radiation pattern has been assumed that inaccurate. However, we are get data the spin satellite of liner polarization antenna. As a result, we can estimate 0.12rad/s accuracy of angular velocity measurement. This method can be applied to the attitude detection of many small satellites.
著者
水間 幸大 加藤 富士夫 古田 真治 佐々木 一正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.265, pp.13-17, 2002-08-15
被引用文献数
5

光ファイバは,太い棒状のプリフォームと呼ばれる母材を作成し,その先端を加熱,軟化させ線引きすることにより作成される.母材の段階で形成される構造は線引き後も光ファイバに受け継がれることから母材の段階でどのような構造が形成されているかを測定することが光ファイバの製造工程における品質管理の上で不可欠となっている.著者等は,これまで,画像歪み解析処理を利用する新しい屈折率分布測定技術を開発してきたが,それらは母材の構造,すなわち製造方式に依存して選択するが必要であった.しかし,最近製造されている母材はさまざまな方式を組み合わせて作成されており,作成部分により構造も異なる.したがって,その構造がどんなんものか判断し,それに最適な測定法を選択して適用する必要がある.そこで,今回はそのような判断をインテリジェント方式と呼ぶこととし,その技術について検討を加え実用性を確認する.
著者
佐々木 一正 小中 隆義 石村 一也 金谷 太 高橋 博和
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OFT, 光ファイバ応用技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.704, pp.43-46, 2002-03-01
被引用文献数
10

光ファイバ・ブラッグ・グレーティング(FBG)は歪センサとして優れた特性を持っていることから,著者等はこれを用いて,トンネルや橋梁等の防災に役立てるために構造物の変形監視システムの開発を行なっている.今回,FBGを実際の海底トンネル(青函海底トンネル)に設置し,2001年12月3日より1年間のフィールド実験を開始したので,その経緯,および,システムの概要,FBGの設置方法などについて中間報告を行う.
著者
小中 隆義 鈴木 良 外崎 学 成田 光幸 田中 知朗 佐々木 一正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OFT, 光ファイバ応用技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.615, pp.1-6, 2004-01-23
被引用文献数
3

光ファイバコアにブラッグ・グレーティングを形成させたFBGは格子間隔に依存する特定の波長光を反射する特性を利用した歪みセンサとして優れた可能性を特っていることから,著者等はこれを防災に役立てることを考え,構造物の変形監視システムの開発を行なっている.実際に2001年12月より,FBG歪みセンサを青函海底トンネル作業坑に敷設してフィールド実験を継続中である.途中経過と,さらなる適用事例ついて報告する.
著者
小中 隆義 鈴木 良 外崎 学 成田 光幸 田中 知朗 佐々木 一正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.621, pp.1-6, 2004-01-23

光ファイバコアにブラッグ・グレーティングを形成させたFBGは格子間隔に依存する特定の波長光を反射する特性を利用した歪みセンサとして優れた可能性を特っていることから,著者等はこれを防災に役立てることを考え,構造物の変形監視システムの開発を行なっている.実際に2001年12月より,FBG歪みセンサを青函海底トンネル作業坑に敷設してフィールド実験を継続中である.途中経過と,さらなる適用事例ついて報告する.