著者
加藤 明
出版者
JAIST Press
巻号頁・発行日
pp.1-48, 2012-02-15

加藤 明, 現代に生きる北陸の紙郷 -加賀雁皮紙、加賀二俣和紙、越中和紙、越前和紙の産地と事業者のケース-, JAIST Press. 2012.
著者
加藤 明広 堀江 亮太
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.143, no.4, pp.397-405, 2023-04-01 (Released:2023-04-01)
参考文献数
25

In this study, as a basic investigation for EEG-based visual image reconstruction, we investigated whether EEG signal features reflect shapes and colors of simple visual images which subjects viewed and whether the features can be discriminated. First, we investigated how the shapes and the colors are reflected in event-related potentials (ERP), the event-related spectrum perturbations (ERSP), and the inter-trial phase synchronization (ITC). The results showed statistically significant differences in ERP among the colors and ERP, ERSP and ITC among the shapes depending on time periods, frequency bands and electrodes. Second, based on the results, we explored learnable input data sets. Then, learnability for discriminating the shapes were shown in EEG waveforms on 100ms time periods in single trials at all channels and phase of time frequency analysis on the limited time-frequency domain and electrodes. Finally, we investigated whether two discriminators using LSTM and CNN discriminate the shapes from the learnable data for each subject. Then, it was found that accuracies of discrimination of the shapes were over a chance level with all the learnable data sets, subjects, and discriminators. We concluded that the distinct shapes can be discriminated from EEG signals by exploring appropriate features of input signals for discriminators.

1 0 0 0 OA 4.栄養

著者
加藤 明彦
出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.54, no.12, pp.667-671, 2021 (Released:2021-12-28)
参考文献数
14
著者
寳迫 巌 石津 健太郎 東 充宏 加藤 明人
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 C (ISSN:13452827)
巻号頁・発行日
vol.J105-C, no.12, pp.342-350, 2022-12-01

2030年以降の未来社会は,高齢化や労働人口の他,感染症などの突発的な社会課題にも対応していくことが求められる.情報通信ネットワークは,その社会課題を解決するための基盤として高度化が期待されている.特にBeyond 5Gは,超高速・超低遅延・超多数接続などの特徴をもつほか,上空や海洋への通信エリア拡張,現実世界と仮想世界の融合など,もはや単なる移動通信のためのシステムではなく,移動通信分野以外のシステムとの積極的な連携を図ることにより,これまで困難と考えられてきた社会課題の解決や社会全体の最適化を期待されている.そのため,Beyond 5Gは異分野のシステムが連携できる柔軟な構成となる必要があり,オープンプラットホームとしてのBeyond 5Gを実現する観点からアーキテクチャ技術を確立する必要がある.一方で,テラヘルツ波通信は超高速通信や稠密なエリア展開などBeyond 5Gに最も特徴を与える技術の一つであり,周波数帯の特定など国際標準化における議論も進んでいる.そこで本論文では,多様な機能をオープンに取り込み,サービスに合わせて適材適所に組み合わせたシステム構成を可能にするBeyond 5Gアーキテクチャを提案し,Beyond 5Gにおけるテラヘルツ波通信の利用ケースに着目してケーススタディを行うことにより,アーキテクチャ技術の検証を行う.
著者
千葉 太郎 加藤 明子 浜渡 千春
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.408-415, 2011-05-01 (Released:2017-08-01)
参考文献数
14

近年は医療に関する種々の問題が表面化しており,これらの問題は過重労働を介して医療従事者の健康を損ねることにつながっていると思われる.そこで,問題点と過重労働との関連や医療従事者の健康を守るための対策について,特に勤務医を対象として考察した.わが国はOECD諸国の中で人口あたりの医師数は少なく,また病院数は減少傾向にある.厚生労働省によると,勤務医の1週間の総労働時間は63.3時間ときわめて長い.さらには医療関係訴訟も増加している.これらの状況から,勤務医は劣悪な労働状況の中で過重労働を強いられているといえる.日本医師会の調査では,勤務医には睡眠状況の悪い者が多く,また自分の体調不良を他の医師に相談する者は少なく,悲しみを自覚する医師,死や自殺について考える医師も少なからずみられるという.さらに医師の自殺は2005年に年間90件あり,自殺率は一般の日本人と比べて1.3倍と高い.このような労働状況とその帰結としての心身の不健康は,医療費抑制政策,新医師臨床研修制度,さらに医師-患者間の関係性の希薄化などと関連すると考えられる.勤務医の健康を守るために最も重要なのは,「人的資源」としての医療従事者の健康を守ることによって国民の健康と命を守るという立場から,国が対策に取り組むことである.
著者
照井 充 福田 勇夫 加藤 明彦 藤城 恒夫 周 立波 江田 弘
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
茨城講演会講演論文集 : Ibaraki district conference
巻号頁・発行日
vol.2001, pp.99-100, 2001-09-20

It is experimentally known that the insert tools significantly change in their cutting performances when being subject to an electric field. For example, electrically/magnetically treated inserts show mach longer tool life (average 2 times) than those untreated. This research takes the first step to develop a very low cost system for electrical/magnetic insert treatment, and systematically investigate the electrical effects on the tool performance. A series of cutting tests have been executed to compare the tool performances between the treated/untreated tools. The tool performance has been evaluated from viewpoint of magnetic flux distribution, hardness and flank wear. The ultimate results lead to an analytical conclusion and a principle for tool performance optimization.
著者
錦 康二 加藤 明 宮崎 浩一
雑誌
情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) (ISSN:18827780)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.43-52, 2008-09-26

株式における投資判断の指標として株価レーティングがある.今日,株価レーティングは個人投資家,機関投資家の間で定着してきているが,株価レーティングの精度や特徴について詳細に検証した論文は少なく,実際の投資判断の指標として用いるには十分であるとはいえない.そこで,本研究では,統計的観点から株価レーティングが対象とする銘柄の割安割高を適切に評価しているのかについて検証を行い,レーティングは超過リターンの推移に依存し決定されているのではないかとの観点から,超過リターンの推移がアナリストの評価にどのような影響を与えるのかについても検証を行う.また,予測精度向上のアプローチとして,評価を行っている会社の数と株価レーティングの予測精度の関係について検証を行い,最後に株価レーティングの特徴とその利用可能性について考察を与える.
著者
加藤 明彦 杉山 博之
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.123, no.2, pp.113-122, 2004 (Released:2004-01-23)
参考文献数
52

AMPA受容体は中枢神経系での興奮性シナプス伝達を司るグルタミン酸受容体の中でも最も中心的な役割を果たす受容体である.ここではAMPA受容体がどのように形成され,シナプス部位に輸送されたのち細胞表面に出現するのか,また記憶や学習の基礎過程であるシナプス可塑性がAMPA受容体の機能発現を介してどのように制御されるのかという問題について,分子レベルでの知見をまとめる.
著者
鹿島 長次 原田 和雄 加藤 明良 清水 政男 表 美守
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1987, no.7, pp.1194-1198, 1987-07-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
10
被引用文献数
2

オルトおよびパラ位にヒドロキシ勉基,メトキシル基,メチル基を有するN-フェニルピリミジン-2(1H)-チオン類の金属水素錯化合物(水素化アルミニウムリチウム,水素化ホウ素リチウム,水素化ホウ素ナトリウム)による還元について検討した。2種のジヒドロピリミジンおよびテトラヒドロピリミジンの生成比が大きく置換基と金属水素錯化合物に依存することがわかった。とくにオルト置換基がヒドロキシル基とメトキシル基の場合,水素化アルミニウムリチウムおよび水素化ホウ素リチウムを用いたところ,3,6-ジヒドロ体が位置選択的に得られた。この高い3,6-ジヒドロ体への選択性は,まず,オルト置換基が金属ヒドリドと反応してフェノキシドあるいは配位結合を生成したのちに,ピリミジンチオンの6-位に分子内からヒドリドが優先して攻撃しているためだと思われる。
著者
松本 正知 加藤 明 林 典雄 吉田 徹 浅野 昭裕
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.30, no.5, pp.307-313, 2003-08-20 (Released:2018-09-25)
参考文献数
12
被引用文献数
1

我々は,梨状筋症候群と診断された症例,およびそれを疑われた3症例に対し,積極的な運動療法を試みた。梨状筋症候群は,坐骨神経の絞扼性神経障害の一つであり,様々な発生機序が報告されている。本症では,手術療法を選択されることが多く,坐骨神経の除圧,癒着の剥離および坐骨神経の移動性の獲得を目的としている。今回我々は,これらの達成を運動療法の効果として期待した。治療法は,深層外旋六筋に対しリラクゼーションを目的として,痛みを伴わない程度の軽い筋収縮の反復を行い,坐骨神経の除圧を目的として等尺性収縮を行った後の他動伸張を行った。そして,下肢伸展挙上(straight leg rising: SLR)に左右差が認められたり,ハムストリングスの短縮が存在した場合,ハムストリングスに対しても同様に等尺性収縮後の他動伸張を行い,坐骨神経の除圧とともに,可動域拡大に伴う癒着の剥離,移動性の再獲得を期待した。治療終了時には,3症例ともに疼痛の改善が得られ,そのうち跛行を呈した2症例においては,歩容の改善も得られた。また,再発も認めていない。本法は,梨状筋症候群に対する治療法として,手術療法の選択の前に試みられるべき保存療法の有効な一手段と考えられた。
著者
斎藤 健 薄井 紀子 土橋 史明 牧 信子 浅井 治 矢野 真吾 加藤 明徳 渡辺 浩 香取 美津冶 長峰 守 荻原 朝彦 山崎 博之 小林 直 田嶋 尚子 倉石 安庸
出版者
一般社団法人 日本血液学会
雑誌
臨床血液 (ISSN:04851439)
巻号頁・発行日
vol.39, no.7, pp.481-486, 1998-07-30
参考文献数
17
被引用文献数
2

成人急性骨髄性白血病(AML)においてCD7が予後因子となり得るかを評価する目的で,CD7陽性(+) AMLとCD7陰性(-) AMLの治療成績の比較検討を行いその意義について検討した。対象症例は1989年9月より1996年1月までの6年4カ月の間に,当科に入院した15&sim;65歳の<i>de novo</i> AML症例63例である。63例中表面マーカー検索材料中の芽球が70%以下の9例,早期死亡例(1カ月以内)2例を除外した52例が評価可能症例であった。FAB分類ではM1: 10例,M2: 16例,M3: 11例,M4: 8例,M5: 5例,M6: 2例であった。評価可能症例中CD7+AML症例は10例で,FAB分類ではM1: 3例,M2: 6例,M3: 1例であった。CD7-症例42例中CRは33例(CR率:78.6%),無再発生存率は22.1%, 4年生存率は35.4%であったのに対し,CD7+例10例のCR率は60%(6例),無再発生存率は53.3%, 4年生存率は44.4%であった。CD7+AMLとCD7-AMLの間で性別,血液学的所見,肝脾腫,リンパ節腫大,中枢神経系浸潤の有無,CR率,4年無再発生存率に有意差を認めなかった。CD7陽性は単独では予後因子となり得ないと考えられた。
著者
加藤 明彦 山田 弘之 山田 哲生 石永 一
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科學會會報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.100, no.1, pp.45-50, 1997-01-20
参考文献数
9
被引用文献数
12 3

当科において超音波ガイド下吸引細胞診 (FNA) を施行し, 手術により組織学的に確認された甲状腺腫瘍333症例につき検討を行った. 正診率は92.4%, 特異性は100%, 感受性は88.3%であった. またFNA陽性例のうち2回目以降に陽性となった症例が24例 (12.8%) あり, 反復穿刺が重要であると思われた. FNAを手術適応の決定に際し重視することで, 甲状腺手術例における悪性腫瘍の割合が増加し, 不要不急の手術を減少させることが可能になるものと考えられる. 一方, 超音波ガイド下にFNAを行うことで, FNAの診断精度を上げる努力をするとともに, 偽陰性例を見逃さないような総合診断を心がけるべきであると思われた.
著者
加藤 明
出版者
JAIST Press
巻号頁・発行日
pp.1-30, 2011-01-31

加藤 明, 老舗和菓子店のルネッサンス -金沢市 株式会社 森八のケース-. JAIST Press. 2011.