著者
横尾 真 神取 道宏 田村 明久 船木 由喜彦 関口 格 坂井 豊貴 平山 勝敏 尾山 大輔 安田 洋祐 岡本 吉央 岩崎 敦 川崎 雄二郎 小野 廣隆 櫻井 祐子 東藤 大樹 上田 俊 伊藤 孝行 小島 武仁 小原 一郎
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2012-05-31

本研究プロジェクトでは、我が国の持続可能な発展のために、計算機科学とミクロ経済学の技術を統合/発展させ、経済的、社会的、環境的な観点からの要求をバランスした、希少な資源の望ましい配分を実現するメカニズムの設計理論を構築することを目的としている。具体的には、資源配分メカニズムの設計、解析、表現技術に関して研究を推進し、特に、制約付き両方向マッチングにおけるメカニズム設計、ノイズのある繰り返しゲームの均衡解析、協力ゲームに関する表現技術に関して顕著な成果が得られている(査読付き国際会議87件、国際論文誌74件、国内論文誌11件、著書8件、教科書の執筆4件、招待講演40件)。
著者
沖本 天太 西村 一輝 平山 勝敏
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.3J4J104, 2019

<p>スポーツ・スケジューリングは人工知能やオペレーションズ・リサーチ分野における応用問題として広く研究されている.この問題は,チーム,対戦日,開催場所等の集合に対して,与えられた制約条件を満たすように対戦表を作成する組合せ最適化問題である.日本バスケットボール協会 (JBA)は都道府県内でのリーグ戦の実施を2018年度より開始した.本論文では,移動距離最小化問題のフレームワークを用いて,ミニバスケットボールにおけるリーグ戦作成問題を定義する.実験では,2018年度に兵庫県下で実施されたミニバスケットボールU12の後期Aリーグ(女子)の実データを用いて,与えられた制約条件を満たし,かつ,各チームの移動距離の総和が最小となるようなリーグ戦及び,移動距離の最大値を最小化するようなリーグ戦をそれぞれ作成し,実際に用いられたリーグ戦と比較評価する.</p>