著者
東 照正 竹内 徹也
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.67, no.10, pp.1142-1145, 1998-10-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
13

正常な赤血球の静磁場(最高8T:テスラ)での配向を顕微鏡観察と光学的測定でとらえた.“生の赤血球”はその円盤面を磁場に平行に配向する.これはおもに細胞膜の脂質二重層や膜貫通タンパク質の反磁性磁気異方性によるものであり,細胞内のヘモグロビンは関与しない.一方,タンパク質分子間の架橋剤であるグルタルアルデヒドの作用で“硬化した赤血球”は円盤面を磁場に垂直に配向する.これは細胞膜にわずかに結合しているメトヘモグロビンの強い常磁性磁気異方性のためと考えられる.赤血球の動きは磁場に印加後5秒以内で平衡に達するが, 1Tの磁場強度で影響を受け始め, 4Tでほぼ完全に配向する.
著者
東 照正 井開 麻衣 Terumasa Higashi Ikai Mai 千里金蘭大学 看護学部 千里金蘭大学 看護学部
出版者
千里金蘭大学
雑誌
千里金蘭大学紀要 (ISSN:13496859)
巻号頁・発行日
pp.135-140, 2012

科目を履修して順調に単位を取得していく大多数の大学生の陰には、とても低いモチベーション・学力の学生が存在する一方、既存の学業成績だけでないユニークな才能を発揮する学生もいる。教職員は、前者を注意深く見守ってきめ細かいケアを行うと同時に、後者のような知的好奇心に満ちた学生を見逃してはならない。学生の持つ潜在的能力の開発に、大学としてはシステマティックに取り組む必要性もあろう。この度、看護学部の授業科目「解剖生理学」「看護学概論」「人間の心理と行動」の単位を修得した大学1年生が、自らがそこから生み出したアイデアを、引き続いて学年末の春期休暇中に自主学習し、一定の成果を得た。その指導をする機会を得たので報告する。今後の大学としての取り組みに当たって、参考になれば幸いである。
著者
東 照正 芦田 信之 三輪 のり子
出版者
千里金蘭大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

介護予防・健康増進としての運動は、単に集団体操やフィットネスだけでは楽しくない。近年、欧米では、アーケードゲームを福祉施設に設置し、高齢者のリハビリを兼ねたレクレーション活動が盛んである。体感型ゲームスポーツだと、ゲームになじむ若者とそうでない高齢者が体力差や技能差を意識せずに一緒に楽しめる。しかし、多くの体感型ゲームスポーツでは、視覚や脳機能と、一部の身体機能のみを使う場合が多く、理にかなった運動動作になっていない。これらの問題点を解決し、同時に、情報弱者(デジタルデバイド)をなくするために、体感型ゲームスポーツと動画双方向通信を組み合わせ、遠隔指導による地域高齢者スポーツ活動を推進した。