著者
栗原 弘
出版者
名古屋文理大学
雑誌
名古屋文理大学紀要 (ISSN:13461982)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.13-22, 2004-04-01

平安中期の代表的な政治家の一人であった藤原行成は妻・母親・外祖父の遺骨を川に流している.葬法そのものが非常に珍しいのだが,それにもまして重要なことは右の三人の出自はすべて源氏であって,藤原氏の行成が他氏の身でありながら三人の墓を喪失させていることである.本稿はこの問題を家族史の立場から考察した.
著者
栗原 弘
出版者
名古屋文理大学
雑誌
名古屋文理大学紀要 (ISSN:13461982)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.1-11, 2005-03-31

前橋の「藤直行成家族の葬送・追善仏事・忌日について」に引き続いて,同時代の政治家である藤原道長家族の葬送について分析した.本稿では道長の祖父母の世代から子供の世代までの家族成員の葬送についての基礎的な史実を明らかにすることを重点としている.墓制や追善仏事について別稿を参照のこと.
著者
栗原 弘
出版者
学校法人滝川学園 名古屋文理大学
雑誌
名古屋文理大学紀要 (ISSN:13461982)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.1-11, 2005-03-31 (Released:2019-07-01)

前稿の「藤原行成家族の葬送・追善仏事・忌日について」に引き続いて,同時代の政治家である藤原道長家族の葬送について分析した.本稿では道長の祖父母の世代から子供の世代までの家族成員の葬送についての基礎的な史実を明らかにすることを重点としている.墓制や追善仏事について別稿を参照のこと.