著者
牟田 和恵 古久保 さくら 伊田 久美子 熱田 敬子 荒木 菜穂 北村 文 岡野 八代 元橋 利恵
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

ジェンダー平等実現のための新たな形・次元でのジェンダー・フェミニズム研究の構築を目的とし、調査研究・文献研究・実践活動の三つの方法論によって研究を行った。貧困やケアの偏在等の問題に関する新たなフェミニズム理論の重要性と、一見女性に焦点化していないように見える幅広い社会問題への関心や運動にとってのフェミニズムの有効性を確認した。また海外国内ともに「慰安婦」問題やセクハラ・性暴力と闘う運動を柱としてジェンダー平等に近づく研究と実践がエンパワメントされており、研究と運動の連携がジェンダー平等の実現には不可欠であることを再確認した。女性情報発信に資するため制作したwebサイトは今後も運営を行っていく。
著者
荒木 菜穂 Naho ARAKI
雑誌
女性学評論 = Women's Studies Forum
巻号頁・発行日
vol.30, pp.1-19, 2016-03-15

フェミニズム的活動を行う女性グループでは、しばしば、権力構造を否定する関係性、すなわち、対等な関係性、「平場」の関係性が目指される。そこではしばしば、権力構造をともなう組織であれば解決されていたかもしれない困難が発生する。権力や権威を否定することは、フェミニズム的理念にはかなうが、活動が力を持ち、持続、発展していく際には足かせとなる。しかしそれは、結果として、それらの困難を乗り越えたグループが持続、場合によっては発展、成功していることを意味する。本稿では、フェミニズム的側面を持つ女性グループにおける平場の意味と、平場的組織のあり方の困難、その解決について、いくつかの事例を紹介する。女性が平場の関係性を持続させ、そこでの活動を発展させるちから、場合によっては外部の何らかの構造に働きかける権力を持つためにはどういったことが必要であるのかを知る道筋のヒントを明らかにしていきたい。
著者
伊田 久美子 北村 文 熱田 敬子 岡野 八代 牟田 和恵 古久保 さくら 元橋 利恵 荒木 菜穂 キタムラ アヤ ムタ カズエ フルクボ サクラ モトハシ リエ アラキ ナホ イダ クミコ アツタ ケイコ オカノ ヤヨ
出版者
松香堂書店
巻号頁・発行日
2018-03-20 (Released:2018-03-20)

課題番号 : 26283013 研究課題 : ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング 平成26-29年度 科学研究費補助金 基盤研究(B)