著者
角道 正佳
出版者
大阪外国語大学
雑誌
大阪外国語大学論集 (ISSN:09166637)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.115-140, 1999-09-30

The five versions of 'Fortuneteller with a Pig Head' from Ordos, Kalmyk, Aga Buriat, Siera Yogur and Siddhi-tu kegur are translated and the motifs of seven versions (five versions above and another Siddhi-tu kegur and Bhutan version) are compared. Many versions have two parts, while the Kalmyk version has two additional parts, and two parts are coalesced into one in Aga Buriat version. Two parts are separated into two different stories in Bhutan version. There is no corresponding storv in Vetalapanca-vimsatika.

1 0 0 0 OA 西南戦争記事

著者
関徳 編
出版者
中川勘助[ほか]
巻号頁・発行日
1877
著者
津守 眞
出版者
日本幼稚園協会
雑誌
幼児の教育
巻号頁・発行日
vol.106, no.1, pp.44-51, 2007-01
著者
李 洋 高瀬規 久也 向林 学 高島 忠守 三橋 洋治 星合 昊
出版者
近畿産科婦人科学会
雑誌
産婦人科の進歩 (ISSN:03708446)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.406-410, 1996-07-01 (Released:2011-05-24)
参考文献数
17

当科外来で精子濃度50×106/m1未満または運動率50%未満の症例中,補中益気湯7.59/dayを3ヵ月以上投与した投'1群20例,無投薬群29例を対象とした.投与群の投与前検査は,精子濃度,運動率とも無投薬群に比べ有意差はなかった.投与群の投与後検査では無投薬群に比べ精子運動率有意差を認めた.投与後精子濃度,運動率は有意に改善された.乏精子・精子無力症群14例では投与後精子濃度,運動率は有意に改善された.精子濃度20×106/ml未満の重症乏精子症群9例では精子濃度,運動率とも投与後有意に改善された.補中益気湯の投与精子濃度・運動率に有用であることが証明された.〔産婦の進歩48(4);406~410,1996(平成8年7月)〕
著者
小寺 悦子 武田 義明 青木 務
出版者
神戸大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1993 (Released:1993-04-01)

研究の目的を,1.年齢計数可能な樹種の範囲の拡大 2.立木の年齢計数の実施に設定し,その基礎としての木材(樹木)の弾性的性質(音速,減衰定数など)の測定,年齢計数の実行を目標とした。1)青木は,各種木材の打音の周波数,時間特性測定と官能評価の相関性および材質評価との関連性を調べ,木材の吸湿度,表面加工(ラッカー塗装)が周波数分布,減衰特性に影響すること,樹種による違いを明らかにした。2)武田は,西宮市の標高300m付近における森林の生態解析の際,95〜130年の6本のアカマツの年齢計測を従来の方法で行い,成長特性を(年輪半径)^2で表現できることを示した。3)小寺は,ベイマツ材からの超音波パルスエコーの波形解析を行い,ノイズ部分が1MHz成分を多く含むのに対し,木を伝播した後受信される反射波の周波数分布では,1MHzよりずっと低い位置にピークを持つことを明らかにし,より内部の年輪からの反射波をノイズから分離して計測できるようにした。しかし,ベイマツ材の場合では1年輪からの反射ごとに超音波の音圧は約1/3に減衰するので,13年輪を透過した超音波は(1/3)^<13>(124dB)に減衰し,市販の超音波探傷器の最大増幅度程度となる。超音波探傷器のパルスエコー検出限界の改善を行ったとしても,百年輪の検出には不十分であると予想されるが,1MHz程度の超音波の減衰定数の文献値には大きなばらつきがあるので今後は更に樹種の検討を必要とする。また,研究の方向の変更も考え,1本の木について各所で年輪を検出し,そのデータの総合の結果として樹齢を求めること,これまでの超音波による年齢計測で得られた蓄積を利用して木材(樹木)の物性研究に利用する方向を積極的に模索することを予定している。
著者
中田 考
出版者
一般社団法人 日本オリエント学会
雑誌
オリエント (ISSN:00305219)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.66-82, 1996 (Released:2010-03-12)

In the history of Islamic legal thought, al-Juwaini's al-Ghiyathi is a unique work, because he devotes himself in its last chapter to dealing with the possibility of Mappo (borrowed from a Buddhist concept), the era of extinction of the Shari'a, not in an eschatological way but in a juristical way.He says that the knowledge of the fundamentals of Shari'a will be lost among people after the disappearance of its legal authorities, i. e., mujtahids and transmitters of madhhabs, which will occur after the disappearance of the political authorities, i. e., caliphs and sultans.According to his understanding, the extinction of the knowledge will happen not because of the lack and decrease of books, but because of the increase of hairsplitting debates and pedantic disputes which occupy so much the minds of people and students as to make them tired at last.al-Juwaini compares Muslims in the era of extinction of the Shari'a with people whom the message of Islam has not reached. He concludes that, besides the beliefs in the unity of God and the prophethood of Muhammad, Muslim's sole obligation in such an era is to make himself ready for observance of the prescriptions of Shari'a, hoping to get to know them someday. Because there is no obligation without receiving the divine commandments according to the Ash'ari school to which al-Juwaini belongs.In his opinion the details of the Shari'a can not be understood without guidance of its authorities. So the utmost which can be hoped in case the legal authorities as well as the political authorities have disappeared, is that individual muslims reconstruct the fundamentals of the Shari'a from the remaining writings on the subject and apply the fundamentals to their own situations.
著者
佐倉智美著
出版者
現代書館
巻号頁・発行日
2006
著者
平松 隆円
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.48, no.11, pp.750-757, 2007

本研究の目的は, 化粧の日常的な感情調整作用に注目し, 男女別に化粧を含む日常生活行動の心理的負担や化粧 (スキンケア) の感情調整作用について検討し, それらが個人差要因といかに関連しているのかを明らかにすることである<BR>日常生活行動では, 男女とも「友人とのおしゃべり」「睡眠」「音楽」などが気晴らしになり, 「テスト勉強」「通学」「学校の授業」は負担になることがわかった.<BR>スキンケアの感情調整作用には, 『やすらぎ』と『はずみ』があり, 朝と夕という一日の活動の始まりと終わりといった生活サイクルと感情調整作用が関連し, 公的自意識と私的自意識が影響していることがわかった.
著者
衣畑 智秀
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.1-17, 2016 (Released:2017-01-24)
参考文献数
24

本稿では係り結びと不定構文の相補性について論じる。日本語の歴史においては、カによる係り結びが衰退した後に、カによる間接疑問・選言・不定などの不定構文が現れたが、このような係り結びと不定構文の相補性が、現在も係り結びが残る南琉球宮古語においても見られるか調査を行った。その結果、疑問の助詞gaによる係り結びが使われる中南部諸方言ではgaによって不定構文が形成できず、疑問のgaによる係り結びが衰退した北部の諸方言ではgaによる間接疑問や選言が見られた。このような係り結びと不定構文の相補的な分布は、係り結びの主文生起性によって説明できる。つまり、主文に生起するという係り結びの性質が、不定構文における名詞句内や従属節内でのその助詞の使用に影響しているのである。
著者
Eiichi TAHARA Tadamichi MITSUMA Yutaka SHIMADA Takashi ITOH Katsutoshi TERASAWA
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
Kampo Medicine (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.341-348, 1997-11-20 (Released:2010-03-12)
参考文献数
17
被引用文献数
1 or 0

今回我々はバセドウ病による甲状腺機能亢進症に対して抗甲状腺剤を用いることなく, 漢方方剤のみによる治療を行い, 寛解に至った症例を報告した。症例1は47歳, 女性。約2年前より動悸, 体重減少, イライラ感, 耳鳴, めまい感など多愁訴。TSH低値, fT3・fT4・TBII高値, 123I 24時間摂取率高値からバセドウ病と診断。動悸などを目標に炙甘草湯を処方。その後証に応じて柴胡加龍骨牡蛎湯などを併用した。1年10ヶ月後には, TSH, fT3, fT4, TBIIとも正常化し, 以後現在まで正常域。症例2は40歳, 女性。3年前より動悸出現。近医で甲状腺機能亢進症を指摘され, 約2ヶ月間チアマゾールを内服。初診時TSH低値, fT3・fT4正常, TBII高値。動悸などを目標に炙甘草湯を処方。約3週後にチアマゾールを自己中止。証に応じて柴胡加龍骨牡蛎湯などを併用した。fT3, fT4は徐々に増加したが動悸は消失。10ヶ月後からfT3・fT4は徐々に低下傾向にある。甲状腺機能亢進症に対して抗甲状腺剤を用いることなく, 漢方治療のみで寛解に至らしめ得る病態のあることが示唆された。
著者
有島 武志 佐々木 一郎 吉田 麻美 深尾 篤嗣 大澤 仲昭 花房 俊昭 石野 尚吾 花輪 壽彦
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.69-74, 2007-01-20 (Released:2008-09-12)
参考文献数
14

我々は, バセドウ病発症に伴い, 精神変調を来した, もしくは精神変調が悪化し, 西洋医学的治療により甲状腺機能が正常化したにも関わらず精神変調の改善が無く, 漢方治療を併用することで改善を認めた2症例を経験した。症例1は, 24歳女性。2000年にバセドウ病と診断され, 抗甲状腺剤による治療が開始され, 機能正常となったが, イライラ感, 不安感, 絶望感等の精神変調が改善しないため2005年2月来院。症例2は, 26歳女性。高校卒業後, 就職を契機にバセドウ病を発症。抗甲状腺剤による治療が開始されたが, 甲状腺機能は不安定で軽度の亢進と低下を繰り返し, その間にイライラ感, 疲れやすい, 気力減退, 脱毛等の症状が悪化し, 2005年1月来院。2例とも桂枝甘草竜骨牡蠣湯合半夏厚朴湯を処方 (症例1は経過中変方有り) し, それぞれ16週, 9週後には症状は著明に改善した。精神変調を併発したバセドウ病に対する漢方治療の有用性が示唆された。