著者
坂井 昭夫
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.1-22, 1987-04-25
著者
奥 和義
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.17-40, 2011-12-25

1931年の満州事変以降,日本経済は急速に戦時経済の色合いを強めていった。さまざまな経済統制政策の導入にそれがあらわされており,それは現在の日本の経済システムの源流になったと言われている。本稿では,日中戦争が本格化した1937年から占領下の経済統制をへて高度経済成長が開始されたと考えられる1955年までの時期の日本貿易の発展と構造変化を検討する。その際に,第2次世界大戦までとそれ以降の2つの時期に区分して日本貿易の特徴を分析する。
著者
馬場 英朗
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.43-56, 2019-12-25

休眠預金活用法が成立し,約30億円の資金を子どもや若者・生活困難者の支援,地域社会の活性化などに助成することが予定されている。このとき,広く国民の理解を得るためにロジック・モデル等に基づく社会的インパクト評価を実施すると定められているが,その内容についてはいまだ明確になっていない。インパクトとは,介入により個人や社会に生じた変化を抽出することで捕捉された,公益活動が直接的に生み出す社会的価値のことである。イギリスでも公共サービス分野において,インパクト評価が導入されているが,成果を科学的に証明するというよりも,様々な利害関係者がお互いに合意できる立証水準を確保することに主眼が置かれている。成果主義が過度に強調されると,失敗した事業が存在しないかのように取り繕って,十分な成果が出たと見せかける危険性もあるため,活動のプロセス (短期・中期) や政策及び予算 (長期) を適時に見直すことにより,成果指向の考え方を浸透させることが重要になる。
著者
原 拓志
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.59-80, 2023-03-10

本研究はJSPS科研費助成金(基盤研究(C))20K01880の助成を受けている。
著者
伊藤 健市
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.95-112, 2020-06-25
著者
岸谷 和広
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.69-85, 2011-12-25

本稿では,リテラシー概念をインターネット媒体へ適用することを目的とする。近年,インターネット利用に関する研究が進展すると同時に,インターネット利用自体もユーザーの経験が積み重なるにつれて利用の仕方に多様性を孕むようになった。その結果,当初考えられていた利用像とは異なりつつある。それゆえ,当初想定されていた利用像に従って今までの研究が進められているために,インターネット利用が日常化する現在において利用のあり方それ自体をあらためて検討する必要があると言えよう。同時に,スマートフォン等の新たな端末の登場は,パソコンや携帯電話など端末の相違を解消させるため,端末それ自体に依存しない,もしくは横断する理論的な概念,そしてその展開が必要とされていると言えよう。まず始めに,メディア利用研究を理解することで,ネット・リテラシー概念の必要性を確認する。その次に,リテラシー概念を理解することで,ネット・リテラシー概念への応用を検討し,ネット・コミュニケーション・リテラシー,ネット・操作リテラシー,ネット情報に対する懐疑的な態度の3つの必要性を論じる。その後,実証研究に向けて展望を論じることにする。
著者
加藤 義忠
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.21, no.5, pp.375-387, 1976-12-25
著者
遠山 嘉博
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3-4, pp.323-352, 1992-10-25

寺尾晃洋教授古稀記念特集
著者
伊藤 健市
出版者
關西大學商學會
雑誌
關西大學商學論集 (ISSN:04513401)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.19-72, 2017-12-25