著者
金 テイ実
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01 (Released:2015-04-16)

本研究は20世紀初期から「満鮮一体」として、植民地朝鮮とともに日本の植民地支配において重視された満洲間島地域において行われた日本語教育について研究するものである。特に、間島の日本語教育に関わった日本人教師にスポットを当てて、間島地域の日本語教育に与えた役割を明らかにすることである。これによって、戦後日本語教育が「地域の外国語教育」として継続・継承された過程の分析につながり、現地における今後の日本語教育の発展に本研究が一助となると思われる。本研究は文献研究であるため、本年度は既に中国の档案館と図書館で収集した史料から間島の日本語教育に携わった人物に視点を置いて、もう一度読み直し、分析を行った。また、補充作業として中国の档案館と図書館への調査を行い、入手した史料やデータの整理と検討を行った。史料分析と調査によって、宗教団体を通して日本語教育に関わった日本人教師、朝鮮半島と同様の「模範教育」を推進するために教育者として間島に渡った日本人教師、ある目的を持って間島に渡った日本人教師の一部の実態が明らかになった。以上の、調査研究の成果を論文としてまとめ、複数の学会、研究会、シンポジウムで発表を行い、修正訂正したものを日本国内や海外の学術雑誌に投稿した。

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