著者
福士 雅也 川上 秀史 外丸 祐介 坂口 剛正
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

ALSは、運動ニューロン(運動の指令を大脳から筋肉まで伝える神経)が選択的に変性・脱落し、その結果、筋肉が動かなくなり、2~5年で呼吸筋麻痺により死亡する。現在、日本では約1万人の患者がいるものの、有効な治療法は確立されていない。我々は、これまでにオプチニューリンがALSの原因遺伝子であることを突き止めた(Nature, 2010)。家族性ALS患者ではオプチニューリンが機能欠失していることから、本研究では、オプチニューリン・ノックアウトマウスや、そのマウス細胞にウイルス感染を行った。その結果、オプチニューリン欠損では、野生型コントロールよりもIFNb産生量が増加することが判った。

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@MITAKA1018 ご参考まで。https://t.co/oeykcEaoAx
@MITAKA1018 @neco_neco_3 KAKEN(科学研究費助成事業データベース) 『ウイルス感染は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症に関与するか?』 https://t.co/78eHrMJ1jE ご一読ください。ウィルス感染とALSには関与性があることまではわかっているようです。

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