著者
岡田 智 水野 薫 鳥居 深雪 岡田 智
出版者
共立女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

日本版WISC-IIIの練習効果について調べたが、1年以内の再検査では(N=27)、各IQで7.5~10.2ポイントの上昇が見られた。1年以上2年以内では(N=71)、動作性IQと全検査IQが4.0、5.0ポイント上昇した。しかし、2年以上間隔が開くと(N=39)、検査結果に変動は見られなかった。再検査間隔と得点上昇には相関関係も見られ、1、2年以内の再検査は練習効果が生じるのは明らかであった。また、広汎性発達障害におけるDN-CASとWISC-IIIとの関連を調べ合成得点間の関係や因子構造を明らかにしたが、WISC-IIIとDN-CASとの関係が分かり、バッテリーの際の解釈の指針が得られた。

言及状況

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日本版WISC-III、2週間から6ヶ月の間の再検査後はVIQ 4.4、PIQ 11.0、FIQ 8.3、言語理解 5.1、知覚統合 10.6、注意記憶 2.2、処理速度 5.0の数値の上昇が見られた。再検査間隔と得点上昇には相関関係も見られ、1-2年以内の再検査は練習効果が生じるのは明らかであった。 https://t.co/shAfdyVjcU
#超相対性理論 質問に丁寧に答えて頂いて感激です!サトウキビ畑の論文に突っ込んだ精神科医です笑 よく使われるwaisという知能検査について、練習効果がみられるため2年ほど間隔を空けなければならないのは業界では常識なのです。https://t.co/s5pmEuOGM9
こんなことも知らんのやな https://t.co/UEKNgW1Gzl
WISCの学習効果 https://t.co/DQqZ8f0Qgr
"日本版WISC-III、2週間から6ヶ月の間の再検査後はVIQ 4.4、PIQ 11.0、FIQ 8.3、言語理解 5.1、知覚統合 10.6、注意記憶 2.2、処理速度 5.0の数値の上昇が見られた。再検査間隔と得点上昇には相関関係も見られ、1-2年以内の再検査は練習効果が生じるのは明らかであった。" https://t.co/346qxEzFr7
https://t.co/qZGEFHioWs 『WISC-IIIの再評価間隔妥当性に関する研究』 このサイト 自分が調べようと思ってる事に関して 既に有識者の方が研究してたりするから結構楽しい(時間潰し)
今まじめな現場で使われている知能検査の一つであるWISC-III(成人はWAIS-III)は、訓練効果を防ぐために、再検査まで◯年時間を空ける、ということになっていたはず。参考) http://t.co/e2ZWC9Zl2s
こんな研究ありました:WISC-Ⅲの再評価間隔妥当性に関する研究(水野 薫) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20530620
こんな研究ありました:WISC-Ⅲの再評価間隔妥当性に関する研究(水野 薫) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/20530620

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