著者
岩本 和久 中野 幸男 宮川 絹代
出版者
札幌大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

シニャフスキー、ブロツキー、ヴェネジクト・エロフェーエフ、マムレーエフらの著作を分析しながら、ソ連文学における「狂気」の表象の諸相を探り、作家たちの「抵抗」しているものが何かを明らかにする。また、この作業に平行する形で、ソ連の精神医療の諸問題を調査する。具体的な研究計画としては、文献資料の購入、日本国内やロシアの図書館を利用した文献調査、研究会の開催、学会や国際会議での研究報告を予定している。2020年度はソ連国内における非公式作家の活動や精神医療の状況について分析する。2021年度は作家の亡命先での活動を分析する。2022年度は非公式作家・亡命作家の作品がソ連後の文学に与えた影響を探る。

言及状況

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科研費DBで遊んでたらなんか面白そうな研究みつけたぞ… 「ソヴィエトの非公式文学・亡命文学における狂気の言説」 >2020年度はソ連国内における非公式作家の活動や精神医療の状況について分析する。2021年度は作家の亡命先での活動を分析する。 https://t.co/boJCL4LypX

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