著者
横山 玲子 松本 亮三 吉田 晃章
出版者
東海大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本調査研究は、カンペチェ州南部地域を中心に、古代マヤ文明の発展と衰退のメカニズムを、文明と環境の相互作用から考察するための最初の調査である。古典期マヤ社会は、優越センターが複数の従属センターを支配する統合形態をもつとされるが、調査遺跡として特定したラモナル遺跡周辺の遺跡分布調査からは、古典期終末期に優越センターの支配とは異なった独立した諸集団の活動があったことが予見された。その要因として、当該地域の自然環境と、当時起こったと思われる気候変動(大干ばつ)が考えられるため、今後、さらなる調査を実施する必要がある。

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こんな研究ありました:資源・環境の利用からみるマヤ文明の動態―カンペチェ州南部の先史学研究(松本 亮三) http://t.co/n76m3mU8jE
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こんな研究ありました:資源・環境の利用からみるマヤ文明の動態―カンペチェ州南部の先史学研究(横山 玲子) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/22401044
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