著者
山野上 祐介
出版者
東京大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

本研究ではフグ目及びその近縁群についてDNAに基づいた系統解析や分岐年代推定を行い,その多様な生息域の進化過程の推測や分類の整理を行った.その一例として,フグ科魚類の解析により南米,アフリカ,東南アジアに分断して生息する純淡水性のフグ類がそれぞれ独立に淡水域に進出したことを明らかにした研究が挙げられる.また,分類の整理に関しては,マンボウ科の研究ではマンボウの1種だけだと考えられていた日本産マンボウ属に2種を認め,新たな種に「ウシマンボウ」という和名を与えるなどの研究を行った.

言及状況

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#淡水フグ 淡水フグが淡水域に進出した過程の研究を下記で発表されています。 https://t.co/OaZGFlZ9lY カリノテトラオドン属はエメラルドパファーから分岐したとありますが、自分はてっきりカリノテトラオドン属は、キタマクラ亜科から分岐したと思ってました。 https://t.co/XlGj84ksMY

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