著者
水野 俊平
出版者
北海商科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

「外邦図(朝鮮)」は朝鮮で最初に刊行された5万分1地形図である。この地形図の地名には漢字の地名にカタカナで振り仮名が付されている。この振り仮名を通して、当時の朝鮮地名の実相を明らかにすることができる。調査の結果、地形図から44、181個の地名を抽出することができた。この地名の読み方を分析した結果、音読・訓読・音訓混合の3種類が混在していることが判明し、約65%が音読であった。また、同じ地点に幾つかの地名が併存する「多重性」を備えていることが明らかになった。「外邦図(朝鮮)」の地名を分析した結果、文献資料では把握できなかった古語の分布や方言語彙の分布、音韻変化の様相を解明することができた。

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@studiokgk 戦前、日本が作った外邦図という地図の漢字の地名にフリガナがあり、データベース化して古代朝鮮語彙の抽出、方言などを研究した方がおります。 https://t.co/p6geBWLsAV https://t.co/abzgSNfsk8 https://t.co/VcOziZjvcr

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