著者
金澤 伸雄
出版者
和歌山県立医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

稀少遺伝性自己炎症疾患の解析によって遺伝子変異に基づく炎症制御シグナル異常を同定し、難治性慢性炎症疾患における異常シグナルの関与を検知し病態解明やテーラーメード治療につなげることを目指し、PSMB8変異が同定された中條-西村症候群、新規IL36RN変異が同定された汎発性膿疱性乾癬、新規LIG4変異が同定された遅発型原発性免疫不全症などについて細胞機能異常の検索を行い、さらに新規遺伝性自己炎症疾患が疑われる症例についてエキソーム解析を行い予想されるシグナル異常の確認を進めた。当初の目標達成には至っていないが、遺伝性炎症疾患における炎症制御シグナル異常の解明が進み、今後の更なる展開が期待できる。

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@03fu4qRLcEiWfOH @karimero77 貴重な情報をありがとうございます。 汎発性膿疱性乾癬に チガソンは良く効く薬だけに副作用への同意書があったり厳しいですね。 https://t.co/tDDhTwVXVB 遺伝子研究が進むと良いですね 2013年発表 8割以上の病因が遺伝性であることを解明 https://t.co/Zk0Gayu1cZ 基盤研究 https://t.co/K5TybEefjQ https://t.co/x4Kn6cpO12

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