著者
村山 綾
出版者
関西学院大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2011

実際の裁判員裁判に類似したシナリオを用いて、裁判員役の大学生3名と裁判官役の実験協力者1名の4名からなる評議体(合計93名、31評議体)が被告の有罪・無罪について話し合う評議実験と、有罪・無罪判断と批判的思考態度との関連を検討する調査研究(144名が参加)を行った。実験の結果、裁判官役と同一判断に意見を変容させる参加者が多かった。また、有罪・無罪判断と批判的思考態度との関連が見られ、妥当な判断を行った参加者は批判的思考態度が高い傾向にあった。

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こんな研究ありました:裁判員制度における評議コミュニケーションの体系的理解に向けた社会心理学的研究(村山 綾) http://t.co/KO9NRY7dOM

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