著者
惠木 浩之 栗田 雄一
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

内視鏡手術用デバイスを持ちながら施行したところ、振動していることを感じる最低値に対して50-75%の振動を与えた場合に触覚が向上した。次にOSATS endoscopic suturing scoreで評価したところ、Total score で有意に高得点が得られ、なかでも針を把持するという最も触覚が反映される項目で有意に高得点であった。病理組織学的検討では組織損傷に関しては、同等であった。 以上より、確立共鳴理論に基づいた微細振動を術者に伝えることで、内視鏡外科用デバイスを操作中の触覚向上が得られることがわかった。さらに手術パフォーマンスを向上させる可能性も示唆された。

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こんな研究ありました:確率共鳴理論から開発した触覚が向上する内視鏡外科デバイスの臨床応用(惠木 浩之) http://t.co/7w1RN42mVd

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