著者
井上 尊寛 竹内 洋輔 荒井 弘和 Takeuchi Yosuke 荒井 弘和 Arai Hirokazu
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.27-31, 2014-03

本研究は、NHK杯国際フィギュアスケート競技会にて調査をおこない、フィギュアスケート観戦者の観戦行動およびフィギュアスケートの採点基準から観戦者が重要視するコア・プロダクトの構成因子を設定し、測定を行った。結果からは、ジャンプやスピンといった技術的な要素よりも、スケーティングや音楽との調和などの芸術的な要素を重要視する傾向がみられた。また、観戦者は女性の構成比が高く、国内で開催されている国際大会の観戦はしているが、国内競技会への観戦頻度は高くないことが分かった。これらのことから、音楽との調和や優雅さ、審美性などの美的要素に着目したプロモーションや、スコアの低かった因子についての理解を促すプロモーションの有用性が示唆された。
著者
兒嶋 昇 升 佑二郎 上村 孝司
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = 法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.33-39, 2014-03-30

本研究では、日本トップレベルの大学バドミントン選手におけるスマッシュ、クリア及びドロップストローク時の上肢筋活動について検討した。その結果、各ストローク時のiEMGmaxは、橈側手根屈筋および尺側手根伸筋はスマッシュとドロップ、クリアとドロップ間に有意差が認められ(p<0.05)、棘下筋はスマッシュとドロップ間に有意差が認められ(p<0.05)、三角筋はスマッシュとドロップ、クリアとドロップ間に有意差が認められた(p<0.05)。これらのことから、スマッシュやクリアといった瞬間的に大きな力発揮を要するストロークでは前腕及び三角筋の活動が高くなり、大きな力発揮を必要としないドロップではこれらの筋活動が小さくなることが示された。また、クリアとドロップ間では棘下筋への負担に差はなく、それ程大きな負担が生じない場合もあるものの、より速いクリアショットを打ち放つ場合には、スマッシュと同程度の負担が生じる可能性があることが示された。
著者
井上 尊寛 Inoue Takahiro 竹内 洋輔 Takeuchi Yosuke 荒井 弘和 Arai Hirokazu
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.27-31, 2014-03-30

本研究は、NHK杯国際フィギュアスケート競技会にて調査をおこない、フィギュアスケート観戦者の観戦行動およびフィギュアスケートの採点基準から観戦者が重要視するコア・プロダクトの構成因子を設定し、測定を行った。結果からは、ジャンプやスピンといった技術的な要素よりも、スケーティングや音楽との調和などの芸術的な要素を重要視する傾向がみられた。また、観戦者は女性の構成比が高く、国内で開催されている国際大会の観戦はしているが、国内競技会への観戦頻度は高くないことが分かった。これらのことから、音楽との調和や優雅さ、審美性などの美的要素に着目したプロモーションや、スコアの低かった因子についての理解を促すプロモーションの有用性が示唆された。
著者
兒嶋 昇 升 佑二郎
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = Bulletin of Faculty of Sports and Health Studies Hosei University (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.73-80, 2018-03-30

本研究では、実際にシャトルを打つスマッシュ動作とシャトルを打たない素振り動作を比較し、動作様式の違いを明らかにすることを目的とした。被検者は全日本学生バドミントン選手権3位のチームに所属する男子選手7名とした。各被験者にスマッシュと素振りを行わせ、その際の動作様式をMAC3D Systemのカメラを用いて撮影した。ラケットヘッドが背面を通る局面において、ラケットヘッド速度はスマッシュの方が素振りよりも有意に高く(p<0.05)、より床に近い地点を通過していた。一方、インパクト時には素振りの方がスマッシュよりも有意に高い値を示した(p<0.05)。また、肩関節外転角度において、動作初期から中期にかけて素振りの方がスマッシュよりも有意に高い値を示し(p<0.05)、インパクト時にはスマッシュの方が素振りよりも有意に高い値を示した(p<0.05)。これらのことから、素振りを行う際には、ラケットヘッドが背面を通る局面に着目し、より床に近い位置を通過するようにラケットを振ること、インパクト時においては肩関節外転角度を増加させ、打点を高くすることが重要であると考えられた。
著者
井上 尊寛 竹内 洋輔 荒井 弘和
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = Bulletin of Faculty of Sports and Health Studies Hosei University (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.27-31, 2014-03-30

本研究は、NHK杯国際フィギュアスケート競技会にて調査をおこない、フィギュアスケート観戦者の観戦行動およびフィギュアスケートの採点基準から観戦者が重要視するコア・プロダクトの構成因子を設定し、測定を行った。結果からは、ジャンプやスピンといった技術的な要素よりも、スケーティングや音楽との調和などの芸術的な要素を重要視する傾向がみられた。また、観戦者は女性の構成比が高く、国内で開催されている国際大会の観戦はしているが、国内競技会への観戦頻度は高くないことが分かった。これらのことから、音楽との調和や優雅さ、審美性などの美的要素に着目したプロモーションや、スコアの低かった因子についての理解を促すプロモーションの有用性が示唆された。
著者
兒嶋 昇 升 佑二郎
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.9-14, 2015-03

本研究では、日本トップレベルの大学バドミントン選手の外転筋および内転筋の機能および筋活動について検討した。被験者は、全日本大学生バドミントン選手権大会準優勝チームに所属する男子選手14名とした。各被験者は股関節外転と内転可動域および筋力を測定し、その内1名にサイドステップをさせた際の外転筋および内転筋活動を測定した。その結果、内転筋力は利き足の方が非利き足よりも有意に高い値を示した(p < 0.05)。このことから、バドミントン選手の場合は非利き足の内転筋の機能が低下しやすく、障害予防および競技力向上の観点から、内転筋の左右差に着目したトレーニングを行う必要があると考えられた。
著者
兒嶋 昇 升 佑二郎 上村 孝司
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.33-39, 2014-03

本研究では、日本トップレベルの大学バドミントン選手におけるスマッシュ、クリア及びドロップストローク時の上肢筋活動について検討した。その結果、各ストローク時のiEMGmaxは、橈側手根屈筋および尺側手根伸筋はスマッシュとドロップ、クリアとドロップ間に有意差が認められ(p<0.05)、棘下筋はスマッシュとドロップ間に有意差が認められ(p<0.05)、三角筋はスマッシュとドロップ、クリアとドロップ間に有意差が認められた(p<0.05)。これらのことから、スマッシュやクリアといった瞬間的に大きな力発揮を要するストロークでは前腕及び三角筋の活動が高くなり、大きな力発揮を必要としないドロップではこれらの筋活動が小さくなることが示された。また、クリアとドロップ間では棘下筋への負担に差はなく、それ程大きな負担が生じない場合もあるものの、より速いクリアショットを打ち放つ場合には、スマッシュと同程度の負担が生じる可能性があることが示された。
著者
苅部 俊二 Karube Shunji
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.19-27, 2013-03

本研究は、次世代を担う大学トップハードル選手3名についてレースの時間的分析、動作的分析を行い、各選手のレースや動作の特徴を明らかし、彼らの課題を検討することを目的とした。レース分析はハイスピードカメラを用い、側方から撮影、インターバルタイム、インターバルランタイム、ハードリングタイムを算出した。また、接地時間、滞空時間、区間平均速度、区間平均ピッチの個人内比較を行うことで彼らが記録短縮をするための必要要素について検討した。さらに、12秒88のアジア記録を持つ劉翔選手のレース、1991年東京世界陸上と2007年大阪世界陸上の時間的分析、動作的分析の報告から、世界トップ選手との比較を行い、彼らが世界を目指すための課題について検討した。
著者
兒嶋 昇 升 佑二郎
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = 法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.39-43, 2016-03-30

本研究では、日本トップレベルの大学バドミントン選手におけるサービスレシーブ時の下肢筋活動について検討した。全日本学生バドミントン選手権大会優勝チームに所属する男子選手7名を被験者とし、サービスレシーブ時の大腿二頭筋および腓腹筋活動を測定した。その結果、非ラケット足の大腿二頭筋および腓腹筋と打点との間に有意な相関関係が認められた。このことから、前方へ体を移動させるための推進力を得るための非ラケット足による床をけり出す力を向上させることにより、ネットに近い位置でシャトルを打つことができるようになる可能性が示唆された。
著者
清雲 栄純
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.1-31, 2018-03

我が国では急速な少子高齢化の到来や複雑化するビジネスの現場におけるストレスの増大・生活習慣病の増加などの社会環境の変化による諸問題が顕著化している。これらの問題解決のための手段として、地域におけるスポーツやレクレーションの果たす役割が重要視され、全国の市区町村に少なくとも一カ所の設立を目標に総合型地域スポーツクラブの育成に取り組んできた。しかし、約20 年が経過した現状ではクラブ数は増加傾向にあるものの設立や運営内容に課題が多く、クラブ育成に対しての問題を指摘した事例が多くみられる。また、J リーグにおいても地域スポーツの振興をスローガンに掲げた、J リーグ百年構想の実現に向けて取り組んでいるクラブは当初ほど多く見られなくなった。このような状況下で「子供たちの居場所づくりや地域コミュニティの創造」を目的にJ リーグクラブとホームタウンの住民が中心になり設立して15年目を迎えた地域スポーツクラブと、J リーグクラブの中でも先進して「J リーグ百年構想」の実現を目指してクラブ運営を進めて来た2 クラブに焦点を当て検証する。また、筆者が体験した海外の事例も参考に今後の日本における総合型地域スポーツクラブの育成について考察する。
著者
春日井 有輝 泉 重樹 塚原 由佳
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.1-12, 2016-03

2014年度と2015年度の法政大学スポーツ健康学部 Athletic Training Room(AT Room)活動を報告することを目的とした。AT Room の利用者は2014年度は201名と前年の483名から大きく減少したが、2015年度は364名と増加した。2014年度から導入した新入生メディカルチェックのデータ利用や、2015年度の秋学期から開始した医師の診察・超音波検査など、新たな取り組みが増え、AT Room 利用学生にとっても実習を行う学生トレーナーにとっても充実した環境が整った2年間であったといえる。今後の課題として、体育会の各部の指導者やメディカルスタッフとの連携を進めることと、学生には傷害受傷時以外にトレーニングやコンディショニング目的でも利用できることを周知していくことが挙げられる。
著者
苅部 俊二
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = Bulletin of Faculty of Sports and Health Studies Hosei University (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.19-27, 2013-03-30

本研究は、次世代を担う大学トップハードル選手3名についてレースの時間的分析、動作的分析を行い、各選手のレースや動作の特徴を明らかし、彼らの課題を検討することを目的とした。レース分析はハイスピードカメラを用い、側方から撮影、インターバルタイム、インターバルランタイム、ハードリングタイムを算出した。また、接地時間、滞空時間、区間平均速度、区間平均ピッチの個人内比較を行うことで彼らが記録短縮をするための必要要素について検討した。さらに、12秒88のアジア記録を持つ劉翔選手のレース、1991年東京世界陸上と2007年大阪世界陸上の時間的分析、動作的分析の報告から、世界トップ選手との比較を行い、彼らが世界を目指すための課題について検討した。
著者
泉 重樹 日浦 幹夫 金岡 恒治 宮本 俊和 宮川 俊平
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = 法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.51-56, 2010-03

The purpose of this study was to have verified a muscle that began to contract fastest in the punch of boxing. The Fifteen university-age males with no history of chronic low back pain participated in the study. Participants were ranked as BOX (n=8) or CON (n=7). Subjects performed a straight punch with the rear arm (dominant arm). Electromyographic activity of deltoid muscle, rectus femoris muscle, rectus abdominis muscle, external oblique muscle, internal oblique muscle-transversus abdominis muscle; IO-TrA, multifidus muscle were measured. As a result, the IO-TrA was invariably the first contractive muscle in BOX and CON, supporting the hypothesized role of this muscle in spinal stiffness generation.
著者
今井 道夫
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = 法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.51-63, 2014-03-30

19世紀ヨーロッパを席捲したウインナワルツがどのような情念に導かれていたか、その本質はどこにあったのかを探るのは難しい。ひとつの方法は文芸に表れたその姿をたどることであり、ゲーテの小説、バイロンの諷刺詩、フェヒナーの評論が手がかりとなる。それを通してその核に潜む回転への志向を読み取り、19世紀における回転運動感覚研究にふれる。そして20世紀に変るなかで、そのダンスが迎える黄昏を考察する。
著者
瀬戸 宏明 泉 重樹 平野 祐貴
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = Bulletin of Faculty of Sports and Health Studies Hosei University (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.9-14, 2019-03-30

目的)第5中足骨疲労骨折(Jones骨折)は特にサッカー動作において発生しやすい難治性骨折である。そのため長期間の離脱を強いられることが多いため、その予防が重要である。今回大学サッカー選手に対してJones骨折に特化した検診(Jones骨折検診)をおこなったので報告する。方法)関東大学サッカーリーグ1部に所属する49名98足を対象として事前アンケート、Jones骨折についての講義、メディカルチェック、超音波エコー検査をおこなった。超音波エコーで陽性の選手に対して二次検診で単純レントゲン検査を施行した。結果)超音波エコー検査で9名12足が陽性であった。陽性例では圧痛は9名11足(91.6%)に認められた。二次検診の受診率は100%であり不全骨折は2名2足に認められたた。2名ともプレー継続のまま保存的加療をおこない骨癒合が得られた。結論)Jones骨折検診はJones骨折の早期発見や予防に有用な方法と考えられた。
著者
蒔田 裕美
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 = Bulletin of Faculty of Sports and Health Studies Hosei University (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.15-22, 2019-03-30

山田耕筰は、人間の抱くあらゆる感情を健康な肉体美を通して表現することを理想とするイザドラ・ダンカンの革命的な舞踊思想に感化され、舞踊を創作した。ダンカンの舞踊は音楽に依存していたが、山田はリズムを媒介として音楽と舞踊の一体化を理想とする「舞踊詩」を独自に考案し、自身の内から沸き起こった詩情を音楽と舞踊で表現した。因襲的なバレエの形式を打破し、感情を自然な動きに翻訳することを目指したダンカンのモダン・ダンスは、西洋音楽の伝統に縛られていた山田が独創性を発揮する作品を生み出す原動力となったのである。