著者
長井 理佐
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.341-352, 2014-03-20 (Released:2017-06-12)

本研究では,"身体性"を根底に据えたイメージ鑑賞の必要性を提起し,広義の対話型鑑賞に取り入れる際,どのような学習支援を行うべきかを考察した。"身体性"に焦点を当てる根拠としては,イメージをめぐる文献研究から共通する問題意識を抽出し,その観点が,同時に,構成主義的学びを支える上でも重要であることを論じた。具体的な学習支援に関しては,ハウゼンの感性的発達段階論stages of aesthetic developmentを"身体性"の観点から新たに検討した上で,発達段階のII(特にIIの後期)を対象とした学習支援として,(1)身体領野をメタ認知すること,(2)身体領野に定位した比較鑑賞を行うこと,(3)日常的な身体知と関連付けて作品鑑賞を行うこと,を提起した。

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そもそも「身体性」という言葉の定義が難しい&興味深かった。(そこ?) https://t.co/yYC5VAOsme

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