著者
髙林 未央
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.199-211, 2020 (Released:2022-04-01)
参考文献数
46

本研究は,美術教育における漫画の扱い方について,観相学を応用したキャラクター造形を軸として検討し,提案するものである。 はじめに,美術教育における漫画の立ち位置を確認し,これまでの研究を振り返り,成果と課題を確認した。 次に,テプフェールの『観相学試論』を読み解き,現代のキャラクター造形にもその思考が生きていることを確認した。そして学習マンガの中により顕著にキャラクター造形手法が使われていることを,学習マンガの人物描写から明らかにした。 最後に,キャラクター造形手法から学校教育への展開として,ロマン主義の絵の読み解き,マンガのリテラシー,社会科歴史分野との接点の計3種類の応用方法について提案した。

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A study on teaching materials for character modeling techniques using physiognomics https://t.co/SNaY4nr735
https://t.co/I8o5vF8K26 メモ 後で読む
観相学を応用したキャラクター造形手法の教材化に関する研究 https://t.co/KcXUO016BG

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