著者
相田 直樹
出版者
容装心理学研究編集委員会
雑誌
容装心理学研究 (ISSN:24363367)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.63-66, 2022 (Released:2022-05-02)

本研究では,学級内で生まれた着装規範を遵守する誘因について検討した。私服が許可されている高校の生徒116名に対して,着装規範に関する質問紙調査を実施した。重回帰分析を行った結果,自身におしゃれのセンスがあると認識していたり,自らが所属する学級のことが好きであったりするほど,同じ学級の生徒と服装を合わせていたことが示された。興味深いことに,自身の学級におしゃれのセンスがないと認識しているほど,規範に沿った服装を着用していることが示された。

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私服を着て良いとされる学級での着想規範についての研究、面白いなぁ。 おしゃれセンスの自認が自己アピールのために服装統一に参加するっていうのはわかる気がする。 先導するものであるという自認にもつながる気がする。 https://t.co/u0fIsXEIXa
PDFあり。 ⇒相田 直樹 「学級内で生まれる着装規範について」 『容装心理学研究』1巻1号 (2022) https://t.co/1Kk55thhd5

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