著者
尾形 雅徳 熊谷 恵子
出版者
障害科学学会
雑誌
障害科学研究 (ISSN:18815812)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.149-161, 2016-03-31 (Released:2017-07-20)
参考文献数
27

Scotopic Sensitivity Syndrome(以下、SSS)と言われる視知覚に関連した障害がある。 この障害は、文字や文章を読む際に歪みや不快感が生じるものである。その症状は有色フィルムやレンズを使用することで改善が見られる。欧米では、1980年に、そして日本では2006年にこの障害の研究が始まり様々な視点からSSSは検証されている。日本において、このSSSの研究を進めていくにあたって、どのような視点で研究を行っていくかの知見を得るため、本稿ではSSSのスクリーニング方法、有色フィルムの効果、SSSの有症率についての研究に焦点を当て、それぞれの課題を明らかとすることした。第一にスクリーニング方法においては、様々な方法で試みられ検証されたスクリーニング検査において、チェックリストでのスクリーニングが重要であることが明らかとなった。第二に有色フィルムの効果においては、読みに困難がある場合でも条件によってその効果は変わるということが明らかとなった。最後に有症率においては、欧米では20%から38%、日本では6%と推定されることが明らかとなった。

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先ほどのつぶやきの引用元 https://t.co/vxmyOcCjHC #アーレンシンドローム 心理・発達教育相談室 筑波大学附属学校教育局 https://t.co/jGTHqy4cwS 有病率 日本では 6 %と推… https://t.co/b8rycjfRZi
<b>光の感受性障害に関する研究の動向について </b> アーレンシンドロームは欧米では1980年、日本では2006年から研究が始まったのか。 https://t.co/uZs9kjbNT2

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