著者
砂川 正隆 藤原 亜季 池本 英志 塚田 愛
出版者
日本自律神経学会
雑誌
自律神経 (ISSN:02889250)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.150-154, 2019 (Released:2019-09-27)
参考文献数
26

鍼治療は,不安障害,抑うつ,双極性障害,睡眠障害などの精神的要因の関連する症状にも適応されている.オレキシンは視床下部で分泌される神経ペプチドで,種々の自律機能の調節に関与しているが,ストレス反応の制御にも関与している.我々は,ラット社会的孤立ストレスモデルを用い,精神的ストレスに対する円皮鍼の効果,ならび作用機序の検討としてオレキシンの関与を調べた.7日間の孤立ストレス負荷によって攻撃性,コルチコステロンの分泌が上昇し,またオレキシンの分泌も上昇した.しかしながら,百会穴への円皮鍼治療によっていずれの上昇も抑制された.円皮鍼はオレキシンの分泌抑制を介して,ストレス反応を抑制したと考えられる.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 4 favorites)

#基礎研究 「鍼治療がストレス反応に及ぼす影響 --円皮鍼の基礎研究より」 砂川 正隆, 藤原 亜季, 池本 英志, 塚田 愛 自律神経 2019年 ℹ️ J-STAGE ⬇️ 文献情報ページを開く https://t.co/M4k92KLwyY
7日間のストレスをかけた試験で、百会穴(ツボ)への円皮鍼(鍼が数ミリついたテープ)によって、オレキシンの分泌抑制を介して,ストレス反応を抑制できる 鍼治療がストレス反応に及ぼす影響 —円皮鍼の基礎研究より— https://t.co/vQvuRGdSdz

収集済み URL リスト