著者
山口 敏
出版者
日本人類学会
雑誌
Anthropological Science (ISSN:09187960)
巻号頁・発行日
vol.104, no.5, pp.343-354, 1996 (Released:2008-02-26)
参考文献数
81
被引用文献数
2 4

主として北海道と東日本の先史時代人骨に関する筆者の研究の跡を振り返りながら, 北海道の縄文時代人が近世アイヌに移行したこと, 日本列島の縄文時代人は旧石器時代人的な形態を長く保持していたが, 弥生時代以後, モンゴロイドの渡来の影響によって大きく変容し, 縄文人本来の特徴の多くはアイヌに受け継がれたこと, 縄文•アイヌ集団はオーストラロイド, モンゴロイド, コーカソイドなどの大人種群のどれにも属さない独立した人種であることについて, これまでの考察の経過を説明した。また最近行なった江南の古人骨に関する比較研究の結果を紹介し, 今後に残された古人骨研究の課題についても言及した。

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@sumida__tokyo @Studying_Ainu2 @kitano_tobi @dMUAYFRBv6GsJZx @nagaoka_sun @studying_Ainu 君達が御託を並べても 核DNAの解析が行われる前からアイヌと縄文人との間に濃い関係があることは科学的に示されてます。DNAは再確認 「ア イヌに近縁 な集団 として は 日本列 島 の縄 文人 以外 にない 」(先 史 日 本 列 島 人 に 関 す る 二 三 の 骨 学 的 考 察) https://t.co/q543cyQH6R
慎重な表現だな 「稲作が北上して山東半島 から朝鮮半島南部 をへて伝播す る過程でかつ て北アジアからの遺伝的な影響を受けたことのある集団の手を経たと考えれば, ある程度は理解することができる。」p348 『先史日本列島人に関する二三の骨学的考察』山口 敏 https://t.co/MNnX9ujRi6

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