著者
岡本 牧人 設楽 哲也 籾山 安弘 平山 方俊 石井 豊太
出版者
Japan Audiological Society
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.81-86, 1989-02-28 (Released:2010-04-30)
参考文献数
11
被引用文献数
6 5

JIS改訂後の人間ドック受診者の聴力を年齢別に検討した。男女とも平均値, モード値, 中央値のいずれも年齢とともに聴力は悪化した。 この傾向は高音域に著しい。 会話領域の聴力は平均値, モード値ともに高齢になってもよく保たれており, 90%値でみても平均40dBであった。年齢を代表する値として平均値が最もポピュラーであるが, 正常範囲の大まかな目安としては90%値の方が有用と思われた。男女差は4000Hzで男性の方が悪く, 250Hzで女性の方が悪かった。旧JISと新JISとの差は換算値の約70%であった。

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たまたま見てたらちょい古いけど(1989)こんなのがあった/へーこんな差なのね » 人間ドック受診者の年齢別純音聴力 https://t.co/wCyC8ruWeK

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