著者
向山 信治
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.67, no.2, pp.85-95, 2012-02-05 (Released:2019-10-19)
参考文献数
19

銀河や銀河団などの宇宙の豊かな構造は,微小な原始揺らぎを種としてできたと考えられている.そのため,初期宇宙の量子揺らぎの生成メカニズムは,宇宙論において最も重要な研究対象の一つとなっている.特に,宇宙揺らぎの非ガウス性は,近い将来観測される可能性があり,様々な研究が最近急速に進んでいる.本稿では,インフレーション起源の量子揺らぎを記述する有効理論と,それを用いて相関関数を評価する方法を中心として,初期宇宙における揺らぎの非ガウス性を解説する.

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日本物理学会誌は宝の山。インフレーションについて知りたい。https://t.co/W33b7ZKHr7 宇宙のインフレーション模型が受け入れられているのは、理論が美しいからではなく観測を説明できるから。インフラトンと称するポテンシャルについてはほぼ不明。ゆらぎの非ガウス性が見つかれば有力な情報に。

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