著者
中村 卓史
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.103-110, 2015-02-05 (Released:2019-08-21)

中性子星が発見された歴史的経過からはじまり,最近,質量が太陽質量の約2倍の中性子星の発見が核密度を超える高密度の状態方程式に及ぼした影響と今後の研究の方向を議論する.次に,歴史的なブラックホール候補の発見からはじめて現在の様々なブラックホール候補の質量の決定方法,質量分布や赤方偏移分布にも触れる.最後にブラックホール候補がブラックホールと確実に言えるには重力波の観測が重要であることを示す.その結果,アインシュタイン理論が強い重力場でも成り立っているかどうかが近い将来に判明するであろう.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (8 users, 8 posts, 19 favorites)

日本物理学会誌は宝の山。中性子星は原子核物理の問題。K中間子凝縮? クォークナゲット? https://t.co/joOuNEXiEX 重すぎる中性子星が見つかったという話は何度も聞いたけど、こうやって測ったのか。 有限密度QCDの状態方程式は、格子QCDが符号問題を解決する前に重力波で測れるかも?

収集済み URL リスト