著者
山崎 正勝
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.71, no.12, pp.848-852, 2016-12-05 (Released:2017-10-31)
参考文献数
22

変わりゆく物理学研究の諸相 ―日本物理学会設立70年の機会に日本における物理学研究の転換点をふりかえる―平和問題と原子力:物理学者はどう向き合ってきたのか

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日本物理学会誌を折に触れて読み直す。https://t.co/IkAYuBhHNT 日本学術会議が「戦争を目的とする科学の研究には絶対従わない決意」を表明したのは、ソ連が核武装し中華人民共和国が成立した直後。朝鮮戦争前夜。当初の声明案には諸外国の科学者にもその趣旨を呼びかける文言があった。
@shanghai_ii そういえば日本学術会議の「軍事研究禁止」は、この『原子力の平和利用(と糸川英夫らによる宇宙開発の平和利用)】から始まっているのだけど、これすら探し出せない軍事ブロガー氏がいて時代の流れを感じましたですhttps://t.co/sq4RRtUWs0 https://t.co/hfPiGETBPZ
先TW2枚目に日本学術会議と明記しているので、あえて原爆開発を明記せずミスリードを図ったならば扇動だし、仁科芳雄など原爆開発者たちが戦後、その日本学術会議で「原子力の平和利用」を訴えた事を調べられなかったとすれば、(その職にある者としては)ただの無能なのよねhttps://t.co/sq4RRtUWs0 https://t.co/Qdiwyliqdo
いま皆さんをはじめ政府や国会が何かを決める時に一から議論するのではなく、「70年前から何度も議論されていて、こういう決定がなされていますよ」って提言するのが学者・専門家であり、正にその為に日本学術会議があるのよね。なぉリンクと画像は物理学会設立70年記念号https://t.co/sq4RRtUWs0 https://t.co/U4CkML1B5A https://t.co/XvyGYmtTqr
例えばWW2に原爆開発した仁科芳雄は1949年の日本学術会議で「原子力の平和利用」と声明をしています。これは原発やラジオアイソトープの利用ですが、核物質抽出・濃縮技術は兵器利用の可能性はあっても、兵器にするには爆縮レンズの開発など多くの研究開発が必要だからです(続https://t.co/sq4RRtUWs0 https://t.co/6YDgbCSiqt https://t.co/mu9Z6FLxu2
@marxindo 原爆開発に原子物理の仁科芳雄、湯川秀樹、武谷三男が関わり、戦後このメンバーが日本学術会議で「原子力の平和利用」を訴えたとかhttps://t.co/sq4RRtUWs0、東京帝大に第二工学部が設立され他大学やメーカーから人員(教員)がかき集められて軍事研究をしたとか少し調べれば出てくるのですけどねぇー https://t.co/zN5Bz4NLSB
@dragoner_JP 原爆開発の二号研究(”二”は仁科のニから)は”財団法人”理化学研究所が主体ですし、仁科芳雄、湯川秀樹、武谷三男など蒼々たる科学者が関わり、そして戦後の原子力研究から軍事を排除したわけですけどねぇー。https://t.co/sq4RRtUWs0 https://t.co/0CJjhWxBd3

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