24 0 0 0 OA 誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究
- 著者
- 大野 剛 村松 康行
- 出版者
- 日本地球化学会
- 雑誌
- 地球化学 (ISSN:03864073)
- 巻号頁・発行日
- vol.49, no.4, pp.239-246, 2015-09-25 (Released:2015-12-25)
- 参考文献数
- 26
Inductively coupled plasma (ICP) is characterized by high ionization efficiency for almost all elements. Recently, a triple quadrupole ICP-MS (ICP-MS/MS) has been applied to the measurements of isotope ratios for ultra-low level radioisotopes. The ICP-MS/MS features an additional quadrupole mass filter situated in front of the octopole reaction cell and quadrupole mass filter, which allows only the analyte ion to enter the cell by rejecting all the other ions. In this manuscript, we review recent studies on environmental radioactivity in Fukushima achieved by ICP-MS/MS techniques.
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誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究
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福島原発事故起源の135Cs/137Cs （＝0.37）
グローバルフォールアウト起源の135Cs/137Cs（＝2.7）
チェルノブイリ原発事故起源135Cs/137Cs（＝0.5）
有 意 な 違 い が み ら れ た こ と か ら
135Cs/137Cs同位体比が新たな環境トレーサーとなることが示唆された
https://t.co/A1tbkVFh42
3.4 福島原発事故起源ストロンチウム90の分析
一般に，土壌試料には安 定Srが 多 量 に 含 ま れ る た め， 多 く の 試 料 が90Sr/88Sr比で10－9を下回ると考えられる
https://t.co/A1tbkVFh42
これまでTIMSやICP-MSなどによりグローバルフォールアウト起源の135Cs/137Cs同位体比（＝2.7）やチェルノブイリ原発事故起源の135Cs/137Cs同 位 体 比（＝0.5）が 報 告 さ れ て お り
https://t.co/A1tbkVFh42
Tokyo （2011/3/22）雨水試料
137Cs 98Bq/L 135Cs/137Cs 0.37
135Csの数値が出ていないので計算すると
137Cs 98Bq/L
135Cs 36Bq/L
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半減期230万年セシウム135
誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究
https://t.co/A1tbkVFh42
一方，
半減期1570万年のヨウ素129や半減期230万年のセシウム135などの長半減期放射性核種も同様に放出され た
#初期被曝 を推計できるか？→大野剛・村松康行「誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究」 https://t.co/678UJmbsXS … … (pdf) 「ヨウ素129測定におけるシグナル/ノイズ比が100倍改善… 半減期の長いＩ129量からＩ131を求める
誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究
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福島起源の135Cs/137Cs （＝0.37）
グローバルフォールアウト起源の135Cs/137Cs（＝2.7）
チェルノ起源の135Cs/137Cs（＝0.5）
誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究
https://t.co/vu4aVbwXXp
本文PDF [687K] https://t.co/KYQXiIKoJC
誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究
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ほとんどはヨウ素131とセシウム134, 137であった
一方，
半減期1570万年のヨウ素129や半減期230万年のセシウム135などの長半減期放射性核種も同様に放出され た
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↓ から、大野剛・村松康行「誘導結合プラズマ質量分析法を用いた福島環境放射能研究」 https://t.co/rnSe9xbZXT (pdf) を斜め読み。「ヨウ素129測定におけるシグナル/ノイズ比が100倍改善した」（続く）