著者
後藤 由也 角南 陽子 菅谷 慶三 中根 俊成 高橋 一司
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.61, no.8, pp.547-551, 2021 (Released:2021-08-30)
参考文献数
30
被引用文献数
2

症例は,経過8年の起立不耐を呈した39歳女性である.Head Up Tilt試験で体位性頻脈症候群(postural tachycardia syndrome,以下POTSと略記)と診断した.抗自律神経節アセチルコリン受容体(ganglionic acetylcholine receptor)抗体が強陽性であり,自己免疫性自律神経節障害(autoimmune autonomic ganglionopathy)の治療に準じて免疫グロブリン大量療法を行ったところ,抗体価の減少とともに起立不耐が改善した.本例はPOTSの病態と治療選択肢のひろがりを考える上で貴重な症例である.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (7 users, 7 posts, 32 favorites)

potsについて詳しく載っている https://t.co/IQiF9YXuUR
メモ  自己免疫性POTS 抗AChR抗体+ α1アドレナリン抗体+ M4R抗体+ 免疫グロブリン大量療法→5.6週に1回の免疫グロブリンで維持 都立神経病院 https://t.co/7R5a4ay54v
おお、POTSやAAGへ免疫グロブリン療法を継続してるパターンが これ保健効くのかな… 慢性ライム病もこの治療法らしいが、病態としては同じものなのかも https://t.co/ryJFxNi3cT
経過8年の起立不耐を呈した39歳女性。Head Up Tilt試験で体位性頻脈症候群(POTS)と診断した.抗自律神経節アセチルコリン受容体抗体が強陽性であり,自己免疫性自律神経節障害の治療に準じて免疫グロブリン大量療法を行ったところ,抗体価の減少とともに起立不耐が改善した。 https://t.co/QwEtmF96Hg

収集済み URL リスト