著者
池田 和浩
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集 日本認知心理学会第15回大会
巻号頁・発行日
pp.120, 2017 (Released:2017-10-16)

本研究では、出来事の語り直しの3つの方略が自伝的記憶の意味づけに与える影響を調査し、記憶の再解釈と心的外傷後成長の成立の関連性を検証した。199名の参加者は、1つのネガティブな体験の記憶について、記憶の特徴に関する3つの指標に評定した:(1)Centrality of Event Scale, (2)主観的自伝的記憶評定, (3)Re-TALE。また、心的外傷後成長に関する尺度に評定を求めた:(1)ERRI, (2)Core Beliefs Inventory。分析の結果、ネガティブな自伝的記憶の語り直しには2つのステージが存在し、ネガティブ感情制御方略とポジティブ感情拡張方略に比べ、認知的転換方略が心的外傷後成長を促す促進因子となる可能性が示唆された。

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おもしろそうな尺度。語り直しの個人差の測定。Re-TALE。池田(2017)https://t.co/P9kdwhZ2M4 #18回嘘研

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