著者
佐々木 崇人 野澤 伸一郎 築嶋 大輔 金子 顕
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.53, no.7, pp.622-628, 2015 (Released:2016-07-01)
参考文献数
10

東北地方太平洋沖地震では,新幹線に用いられるコンクリート製電柱が折損や倒壊の被害を受けた。コンクリート製電柱が倒壊に至るような致命的な損傷となるのは,コンクリートの圧縮破壊が先行し脆性的な破壊となることが大きな要因であった。過去のコンクリート柱の被害と設計の変遷を明らかにした上で,PC構造のコンクリート製電柱を鋼管巻RC構造に改築して変形性能を向上させ,脆性的な破壊を防ぐことができる耐震補強工法を発案した。実用化に向けて,正負交番載荷試験,および実物大のコンクリート製電柱を用いた曲げ試験と振動台試験による性能確認を終え,耐震補強工事を実施している。

言及状況

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あまり知られてない気がするけど、少なくともJR東日本に関しては、前回の東北の震災以降に地震時の電柱の揺れ方を解析したり、補強に精を出してたりする。 こんな感じでね。 >RT https://t.co/AtnIvCReHQ
新幹線用コンクリート製電柱の地震被害とその対策 https://t.co/mP97PebJhi >現在設備されている靭性の低いコンクリート柱は,応答加速度が大きくなることから,設計上不利になる。そのため,近年新設される高架橋には,コンクリート柱よりも設計上有利となる鋼製の電柱が用いられる傾向
面白いもの見つけた。新幹線の架線柱の耐震補強工法。 弾性設計が基本の土木構造物なので、想定以上の入力があるとすぐポキッといくから、予め切断しちゃって、そこを塑性ヒンジぽくするという荒技。施工手順は多いけど、高架橋の極小スペースでの施工性や費用で効果的かも。 https://t.co/YNrDC2OmMX

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