著者
曽宮 正晴 黒田 俊一
出版者
日本DDS学会
雑誌
Drug Delivery System (ISSN:09135006)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.35-43, 2016-01-25 (Released:2016-04-25)
参考文献数
30
被引用文献数
2

核酸医薬の本格的実用化には、生体内標的へ高効率で送達する安全なナノキャリアの開発が不可欠である。これまでは主にカチオン性キャリアが核酸医薬に使用されているが、電荷に由来する細胞毒性、生体内での動態と安定性に問題があった。一方で、非カチオン性キャリアは生体適合性が高く、生体内での動態や安定性も制御しやすく好ましいが、核酸分子の効率的な内封法の開発が必要であった。本稿では、各種の非カチオン性キャリアによる核酸医薬送達技術について紹介するとともに、最近筆者らが開発した簡便で高効率な非カチオン性リポソームへのsiRNA内封法とそれを用いたsiRNA送達技術を概説する。

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@kazuchancocone はい、そのひとですね。 非カチオン性リポソームによる核酸医薬送達法の可能性ー曽宮正晴・黒田俊一 https://t.co/z9z8DMEff1
あ~はいはいはいはい やっぱりこびナビある程度知っててやってたんだ https://t.co/D1o9or2OOw https://t.co/dPcWgGIaY3 https://t.co/qBVDmvpaoy https://t.co/qdaOn00upz
@maiti_86 @luckybacon2 @Varazslotanonc @jyoushikinin2 @mikanramune117 @Uso3Uso @HIKA_hikaru_ @yumemirukoro1 @nob_ta7ka @nekopowder @kunikou @ka0mc3 こびナビの曾宮先生も炎症性物質って言ってますね。 https://t.co/IHBagTjlxW
業界内の事情もあるだろうが、ちょっとあんまりなので、迷ったけど投下。 「非カチオン性リポソームによる核酸医薬送達法の可能性」ー2016/1/31 https://t.co/z9z8DMm60T https://t.co/K0vyfU5Zqv
mRNA-LNPプラットフォームの脂質ナノ粒子コンポーネントは、高い炎症性 https://t.co/0r4GmVplDz カチオン性脂質 https://t.co/CjOwJSrFMS LNPとは https://t.co/iF7LRDCgLw 核酸医薬送達法の可能性 https://t.co/z9z8DMm60T Ionizable cationic lipid特許 https://t.co/2lYhTM8GVb
@5rHxIhQGQnnRSOe @K9FCR さん 「without ionizable lipids」ではマウスに炎症起こって無いですしね。 以下の文献にはこんな一文があります 「これまでは主にカチオン性キャリアが核酸医薬に使用されているが、電荷に由来する細胞 毒性、生体内での動態と安定性に問題があった。」 https://t.co/8J6HfKvf5E
知らなかったのだけど、LNPとリポソームって違うのね。PちゃんのはLNP製剤ですね。 https://t.co/U3ZkaNhbzs https://t.co/qF1mycLpH7

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