著者
村上 哲生 服部 典子 舟橋 純子 須田 ひろ実 八木 明彦
出版者
Ecology and Civil Engineering Society
雑誌
応用生態工学 (ISSN:13443755)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.45-50, 2003-08-30 (Released:2009-05-22)
参考文献数
16

硫酸アンモニウム(硫安;(NH4)2SO4)は,スキー場の雪面硬化剤として,日本では良く使われている.1970年代より,スキー場開発が進められている長良川上流域(岐阜県)の渓流において,窒素汚染の実態を調査した.流域面積の50%をスキー場が占める渓流では,無機態窒素濃度と負荷量は冬季に著しく増加した.即ち,無機態窒素濃度は,降雪のない時期には約0.2mgL-1であったが,冬季には1.2mgL-1に達した.また,年間の無機態窒素負荷量に対する冬季の寄与率は70%と推定された.このような冬季における窒素濃度と負荷量の特異的な増加は,他の対照とした渓流では観測されなかった.硫安が散布されている時期においても,渓流の無機態窒素の90%以上が硝酸態であった.低温環境下でも硝化により,アンモニウムが硝酸に変化しているらしい.

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硫酸でアンモニア処理するスクラバ能力調べてたら出てきた、Wikipediaの硫酸アンモニウムの説明の「スキー場などでシャーベット状の雪を固めるために使われることもあるが、水質汚濁の原因になっている」の参考文献。 「スキー場を集水域に持つ渓流に見られる窒素汚染」 https://t.co/GVRG70tipb
う~ん、胸が痛い……。「スキー場を集水域に持つ渓流に見られる窒素汚染」(『応用生態工学』Vol.6より) https://t.co/xQcA9bx3Ny

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