著者
小林 元樹
出版者
日本土壌動物学会
雑誌
Edaphologia (ISSN:03891445)
巻号頁・発行日
vol.109, pp.9-17, 2021 (Released:2022-07-26)
被引用文献数
1

ここ十年ほどで急速に進展した環形動物の高次系統に関する研究を,陸域の研究者向けに概説した.最近の研究か ら,環形動物門は初期に分岐したいくつかの系統と,遊在類および定在類(貧毛類やヒル類を含む)としてまとめられる系統からなることが分かっている.この系統関係は,既存の高次分類体系と合致せず,分類体系の大幅な見直しが必要であることが示されている.しかし,新しい分類体系はまだ提案されていない.環帯類内部についても,高次の系統関係について理解が進んできているが,分類体系の整理は今後の課題となっている.近い将来,環形動物の系統関係に関する最新の知見に基づいて,包括的な高次分類体系の整理が行われることが期待される.

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@22_TumsatHarumi chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://t.co/xcULTedN93 遊在類と定在類ですね。ちょっと勘違いしてました
109_9.pdf chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://t.co/8NejDYJDHi これは未読だった。環形動物の高次分類群の系統についての最新の知見。勉強になる。
1年経ったので小林 (2021)が公開されていた。 https://t.co/cGBijO8We7

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