著者
丸山 和昭
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.75, pp.85-104, 2004-11-15 (Released:2011-03-18)
参考文献数
33

Organizations of clinical psychologist were organized on two occasions in Japan at the initiative of professional societies. The move toward professionalization in the 1960s used a strategy which gave priority to the acquisition of specialist status and autonomy than to obtaining a state-granted qualification. As a result, it failed to obtain the support of professionals working in the clinical field. However, in the 1970s, the whole clinical mental occupation reached consensus on the need to promote specialist status, from a sense of crisis brought about by the unwillingness of the Ministry of Health and Welfare and doctors to create a qualification. In the second professionalization in the 1980s, calls were made for the advancement of specialist status and the establishment of a training system. Thanks to a strategy of professionalization aimed at developing an educational field, it came to attain “miraculous” growth.This professionalization of clinical psychologists was based on the leadership of professional societies, which developed specialist attributes for the cultivation of a “science-profession” core based on a “dual strategy”, to gain professional status. The clinical psychologists used a dual strategy toward the Ministry of Health and Welfare and the Ministry of Education, expanded the market autonomously and produced a great deal of “science-profession.” However, it can be said that the professional society-led model has the danger of following the route of very unstable professionalization, which can be easily influenced of many domains although it has the potential for expanding new markets and the development of an autonomous training system.

言及状況

外部データベース (DOI)

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https://t.co/f7ivyrxMaY https://t.co/cSzIOvCdFF を書いている丸山氏も、渡辺氏の研究を取り上げているようだ https://t.co/3z5Is1cpoB https://t.co/gNSLKo3Dy8
「臨床心理士」誕生の経緯についての論文が面白いです。元型や転移逆転移、認知パターンの議論の外側で起きていた生々しい話ですね。 丸山 和昭「専門職化戦略における学会主導モデルとその構造 臨床心理士団体にみる国家に対する二元的戦略」 https://t.co/zQb2h1SZHd
@afcp_01 まぁ、60年代は「臨床心理士」側は現在の大学における学部段階の教育課程の不備を主張し,あくまで高度な学歴要件にこだわっている、80年代は厚生省はカウンセラー養成に対して臨床心理士側の案を受け入れがたい https://t.co/f7ivyrxMaY なので。
@Ryosan112 @78km 既得利権というか彼らは資格の保護、社会的閉鎖(http://t.co/EC5QiecKIC http://t.co/55I33AqpA9 http://t.co/o7pg7q4wcF https://t.co/qAGnt4hyWf)が主目的だし。
横断的資格 ⇒厚生科学研究では医療・福祉領域限定 https://t.co/CwjlqHZ5kT https://t.co/bDUQFFjfvm http://t.co/TNZLYD6q9F 診療補助職でない ⇒二資格時の日精協の主張 http://t.co/q7iq4uQHfP
岡部祥平1987, 「厚生省所管の資格法制化その後の経緯をめぐって」「心理臨床学研究第5巻第1号」73-76頁, 日本心理臨床学研究 https://t.co/ISFfygmjaD より引用
https://t.co/f7ivysozza 「医師の指示からの自由」「厚生省の監督下(医療分野)からの自由」 を獲得するためには臨床心理学の専門性を医学とは異なる、もしくは同等に高度なものとしなければならない。
結局アメリカの心理学や臨床心理学も市場化の流れでどう専門職として定義づけしていくのか(https://t.co/zGmK6v2pAh)もしくは、現場の実情、ニーズをどう捉えていくか、ただ一方で他職域の動向も受けやすい(https://t.co/f7ivysozza)のだろうし。
臨床心理士資格の問題に対応した87年前後の厚生省医事課の意向の中には「教育よりも業務が先にある」「職業選択(の自由)の障壁は高くすべきではない」などの意見がみられる。 https://t.co/f7ivyrxMaY 今回医事課の担当外だが、公認心理師法案の受験要件を見る限りでは。
@hiyoccoo そこらへんは独自性を主張できる場と、どのようにしてダイナミクスの転換されていったか(http://t.co/4fW7pBQqJK http://t.co/SlZUE6eZBh https://t.co/f7ivysozza)だとは思いますが。
@hiyoccoo @neko7henge http://t.co/mOLB9MWgA0 http://t.co/IuihxoyUL5 http://t.co/TXyrexbjEF(表1-1) https://t.co/GT3qS10g50(対立の争点、表1) 60年代の意見か
@mamepon2010 そこらへんのまとめは、 http://t.co/Kk4C2PMo6h や https://t.co/GT3qS10g50 に。 心理職は三団体、精神医療系は七者懇としてまとまりましたが、臨床心理士系( http://t.co/cwVZxZ21ze )は。
需要の高まりとともに質を充実させていく目的において、日本は臨床心理学の大学院をより増やし、認可していった( http://t.co/SlZUE6eZBh https://t.co/f7ivysozza )のに対して、イタリアは心理療法の民間の専門学校をより認可していったわけか。
今も?昔も、"病院で働く臨床家にとって、 最も関心が高い 「身分法の制定はいつになるのか」 という問題"(http://t.co/SlZUE6eZBh )や"身分安定"(https://t.co/f7ivysozza)なんだけど。  @dpth2013 どこが悪いねんと思うが
https://t.co/f7ivysozza 臨床心理学会に反感を持った人達が臨床心理学会を、それに反感を持った人達が社会臨床学会を。 全心協ないしは推進協に対抗して、推進連が作られ、臨床心理学の台頭に反感を持った心理学の方々が日心連を作り。市場の開放性を狙って学校心理士会が。
@claclock @neko7henge 実 科学者としての訓練が、職業専門家としての訓練よりも優先されているという理想が日本独自に二元論で発展していった一方で矛盾も孕んでいますから。 https://t.co/f7ivysozza
参考資料 金沢氏 https://t.co/FhKsqKV3sI http://t.co/EsFq7CobJ5 https://t.co/N5yrf1Tm7k 仙道氏(英国) http://t.co/kUeNBPB6f1 朴氏(韓国) http://t.co/uRxdR1hMpr
@claclock @hiyoccoo どう変化するかかと。 臨床心理士優位のSC制度に対し日本教育カウンセラー協会など他心理資格を有 す る団体は市場の開放を求め,大学院指定制の廃止を文部省に求めている。 しかし,文部省は… https://t.co/f7ivyrxMaY
@hiyoccoo http://t.co/OmhdLoIf9m http://t.co/SlZUE5Xotd http://t.co/pqUjQmMjdw https://t.co/N5yrf1Tm7k つまり https://t.co/J6GoAuF3En ですね。
岡部祥平1987,「厚生省所管の資格法制化 その後の経緯をめぐって」 『心理臨床学研究 第5巻 第1号 』73-76頁, 日本心理臨床学研究 https://t.co/f7ivyrxMaY ⇒詳細  昨年夏,厚生省は医療分野での法律に定めのない職種について,新たな資格制度を導入
http://t.co/fT2oWXm25M http://t.co/TRxdbvi5Sf https://t.co/GT3qS09sGO http://t.co/MAyZPaiczs https://t.co/on719x5OSQ 日本の心理学の場合、対立構造に陥りやすい模様?
大学院指定制の導入 ①審査課程の円滑化 ②養成システムの改善 http://t.co/OmhdLoIf9m https://t.co/N5yrf1Tm7k それに対する弊害 ①心理学分野 http://t.co/DUbbO5brfO 心理学専攻生のキャリアパスを狭めてしまう
臨床心理士資格の問題に対応した厚 生省医事課の意向の中には「教育よ りも業務が先にある」,「職業選択(の自由)の障壁は高くすべきではない」などの意見がみられる。 https://t.co/f7ivyrxMaY 医事課ではないものの、今回の公認心理師法案の経緯でも十分当てはまる。
@neko7henge 魅力的な条件 (例えば、 生徒指導が十分にできる人材を安く大量に提供できるなど) を提示"http://t.co/SlZUE5Xotd、https://t.co/f7ivyrxMaYから、
臨床心理士資格の問題に対応した厚 生省医事課の意向の中には「教育よ りも業務が先にある」,「職業選択 の障壁は高くすべきではない」などの意見がみられる。 https://t.co/f7ivyrxMaY
領域争いにならないよう(by 厚労省医事課2名 岡部(1987) https://t.co/f7ivyrxMaY)と今を予見する様な。 RT @hiyoccoo おそらく、この問題が、団体どうしが自分たちの権勢を高めたり他団体を貶めたりするための政治的な争いの場であるという前提、
しかし,心理業務がまったく医行為にあたらないのであれば医師の指示を受けない協同作業が可能となり,厚生省が心理職の国家資格を定める必然性もなくなるため,横断資格を他省庁に求めることができる。 https://t.co/f7ivyrxMaY
心理業務が医行為であるならば医師の指示を受けなければならなくなり,また,教育などの他領域において心理業務を行なう者にも規制が及ぶことになる https://t.co/f7ivyrxMaY
@neko7henge 簡単に http://t.co/SlZUE5Glrd http://t.co/nlfOavAOfX http://t.co/pqUjQmvgbw 詳細に https://t.co/f7ivyrPVp6 内部の利害調整と外部との利害の調整は難しいってお話。
@enaringo0903 @maco_muto http://t.co/pqUjQmvgbw https://t.co/f7ivyrPVp6 http://t.co/0ZAgMUb3ya http://t.co/SlZUE5Glrd 停滞だそうです。
ついでに、「専門職化戦略における学会主導モデル とその構造 ― 臨床心理士団体 にみる国家に対する二元的戦略―」(https://t.co/JruMEZDAn7)って論文もありますので、参考までに。
@neko7henge 1960年代のリバイバル対立で「自律性の維持」ないしは「高度な専門性」対「身分安定」(https://t.co/f7ivyrPVp6)、70年代の専門性批判と退会のリバイバル(http://t.co/pqUjQmvgbw)で専門性対実践+専門性。

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