著者
成瀬 敏郎
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.47-51, 2010 (Released:2010-04-06)
参考文献数
4
被引用文献数
1

2009 年8 月8 日に島根県出雲市多伎町に発達する海洋酸素同位体ステージ(MIS)5e の海成段丘堆積層を覆う古土壌3(VIb)から玉髄製の剥片1点を発見した.さらに同年8 月22 日から3 日間の予備調査において露頭面に表れた同層中から5 点の人工的に打ち欠いた石片が確認されたのを受けて,同年9 月16 日~29 日にトレンチ掘削による本調査が実施された.この結果,約12 万年前のMIS 5e に形成された古土壌層中から流紋岩や石英製の石器,石核,砕片,破砕礫など15 点が出土した.これらは日本で最も古い石器である可能性がある.今後,出土遺物の年代や古環境復元など,さらなる調査・分析が急務である.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (4 users, 4 posts, 0 favorites)

砂原遺跡の年代について。 https://t.co/reZsHwNhyC
島根県出雲市砂原遺跡から出土した旧石器の年代 https://t.co/UTIdS7LP1S
【E-journal GEO掲載論文】成瀬敏郎 2009.島根県出雲市砂原遺跡から出土した旧石器の年代,E-journal GEO 4: 47-51.http://t.co/HDWmb87h6J

収集済み URL リスト