著者
永田 尚義
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.54, no.9, pp.3180-3188, 2012 (Released:2012-10-22)
参考文献数
23
被引用文献数
1

感染性腸炎は日常臨床上頻度の高い疾患群である.細菌性腸炎を疑う場合には便培養検査により病原菌を同定するが,便培養の病原菌同定率は非常に低い.内視鏡検査は,特徴的な画像所見が得られるだけでなく,病変部からの腸液の吸引や生検を行えるため,感染性腸炎の診断に有用である.内視鏡検査により得られた腸液あるいは生検検体を,可能性の高い病原微生物を想定し,鏡検法,培養法,PCR法,免疫組織化学的検査などを用いて検討することにより,診断の精度が上昇する.これらを各検査部門に依頼する場合には,臨床情報を十分伝えることが肝要である.

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病原体の検出率 内視鏡下の腸液吸引培養>通常採取の便培養 この前も、通常の便培養で陰性だったのが、内視鏡下に吸引培養したらばっちりエルシニア陽性だった例がありました(危うくクローンとして治療開始するところだった…) 常識のようで案外抜けがちな知見かと。https://t.co/qhDH0CxmTW https://t.co/ytGuYz4uLF

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