著者
塩野 清治
出版者
日本情報地質学会
雑誌
情報地質 (ISSN:0388502X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.31-39, 2012-06-15 (Released:2012-10-16)
参考文献数
6
被引用文献数
1

3 次元空間内における地層の分布域は,いくつかの境界面で上下を境された部分空間として認識される.地層と境界面の関係は地質構造の論理モデルとよばれる.地層の分布域は各境界面によって 2 分割された領域の共通集合あるいは共通集合の和集合の形式で表現される.この表現形式をブール代数という一般的な視点から再考することによって,地質構造の論理モデルへの理解が深まるだけでなく,さらには新しいアルゴリズムの発見へと発展する可能性がある.本講座では地層の分布域を表現する多項式にかかわる分野に話題を限定して,ブール代数の基礎概念を演算法則,順序構造,原子元,ブール同型,ブール関数,ブール式,minterm 標準形の順に解説する.最後にその応用例として,地層の分布域をブール式の minterm 標準形として一般表現する手続きを示す.

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地質構造の論理モデルを理解するためのブール代数講義ノート(その 1)ブール式の minterm 標準形/塩野清治 https://t.co/igwKMRhoLW

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