著者
三浦 大助 和田 穣隆
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.113, no.7, pp.283-295, 2007 (Released:2008-03-29)
参考文献数
87
被引用文献数
3 or 0

平均噴出率・楕円率・ルーフアスペクト比を用いた検討から,圧縮テクトニクスと西南日本の中期中新世カルデラ火山の関係について,以下のような考察が得られた.カルデラ火山とテクトニクスの関係では,マグマの噴出しやすさが重要である.陥没構造の違いは,陥没の仕事量の相違である.西南日本のカルデラ火山群は,圧縮と引張の中間的性質を示す極めて大きな平均噴出率である.楕円率・規模・ルーフアスペクト比とトレンチ距離の関係では,トレンチ側で楕円率×活動規模が大きく,ピストン型カルデラが発生しやすいことがわかった.古応力方位はNNE-SSW~NE-SWの最大圧縮応力方位(σHmax)と推定され,この時代の中央構造線(MTL)の左横ずれ変位と一致する.さらに,火山フロントの後退条件を検討した結果,マグマ供給率の低下とテクトニック応力の増加によって起こると考えられる.

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ググったら三浦さんの論文出てきた。 #ジオジャパン 三浦大助・和田穣隆「西南日本弧前縁の圧縮テクトニクスと駐機中申請カルデラ火山」 https://t.co/AGr6v8qhvF

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