著者
吉本 充宏 宮坂 瑞穂 高橋 良 中川 光弘 吉田 邦夫
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.114, no.7, pp.336-347, 2008-07-15 (Released:2009-03-25)
参考文献数
20
被引用文献数
6 7

北海道駒ヶ岳火山北西~北東山麓部に露出する噴出物の層序,14C年代,岩石学的特徴を検討した.これまで40~6 cal kaの間には4層の噴火堆積物が識別されていたが,今回新たに7層の噴火堆積物(P7~P1)を識別した.それらの噴火年代は,約19 cal ka(P7),約17.7 cal ka(P6),約17.4 cal ka(P5),約14.8 cal ka(P4),約12.8 cal ka(P3),約6.5~6.3 cal ka(P2,P1)である.北海道駒ヶ岳火山の活動は,6,000年以上の長い休止期によって少なくとも4つの活動期(39 cal ka 以前, 20~12.8 cal ka, 6.8~6.3 cal ka, 1640 AD以降)に区分される.これら4つの活動期は本質物質の全岩化学組成も異なっている.最近3回の活動期は,4~6回のマグマ噴火からなり,規模の大きな噴火で始まり,その後より規模の小さい噴火を繰り返していたことが明らかになった.

言及状況

外部データベース (DOI)

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この火山は不思議な活動をしてる火山です 気象庁の概要見ると「北海道駒ヶ岳は3万年前より以前に活動を開始した。駒ヶ岳溶岩噴出後、3~4万年前頃に駒ヶ岳岩屑なだれが生じた。 その後、2万年以上の休止期をおいて、約6000年前に降下火砕物と火砕流が噴出し、再び500年余りの休止期をおいて、約5500年前に降下火砕物と火砕流(Ko-f)が噴出した。 更に5100年余りの長い休止期の後、江戸時代になって火 ...

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