著者
杉本 研
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.199-202, 2012 (Released:2012-12-26)
参考文献数
11
被引用文献数
1 or 0

加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)は,高齢者の転倒の原因として,その成因解明や予防法確立が注目されている.また糖尿病・肥満などの代謝異常症では,加齢とともに転倒頻度が増加する.筋肉減弱と代謝異常の関連についてはまだ不明な点が多いが,筋の量的調節・質的調節の両方に関連する骨格筋ミトコンドリアは,サルコペニア成因における候補器官として重要である. 一方,慢性炎症がサルコペニアの成因であることは知られているが,最近,運動直後の骨格筋からIL-6などのサイトカインが産生され,代謝改善や筋量増加に関連することが注目されており,このMyokine(マイオカイン)産生能とサルコペニアとの関連性も興味深い. 我々は現在,骨格筋ミトコンドリア機能とMyokineに注目し,サルコペニアの成因解明を目的とした基礎研究,臨床研究を行っている.本シンポジウムでは,その研究結果の一端を紹介し,今後の方向性を考えたい.

言及状況

外部データベース (DOI)

Facebook (1 users, 1 posts)

Facebook における性別

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

サルコペニアにおける骨格筋ミトコンドリア機能とMyokineの意義 IL-6 インターロイキン

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

どうもこういうのを読んでると、原因不明と言われる筋痛症もミトコンドリア機能不全が主原因のような気がしてならない。 『サルコペニアにおける骨格筋ミトコンドリア機能と Myokine の意義 』 https://t.co/3EohvyaXLr

収集済み URL リスト