著者
長谷川 浩
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.114-118, 2020-04-25 (Released:2020-05-29)
参考文献数
5

高齢者の増加に伴って救急医療の需要はさらに増大し,高齢者の救急搬送も全体の約6割(354万人)を占めている.搬送困難(受入困難)は大きな社会問題である.救急で入院し,原疾患の治療を終えた高齢者がADLの低下や社会的問題で自宅への退院ができなくなった場合,いわゆる出口問題が出現する.救急医療こそ地域連携が重要であり,医療・看護・介護システム(地域包括ケア)の中の資源と捉え,積極的に密接な地域連携を構築することが極めて重要であると考えられる.

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母が救急搬送されてわかったが処置も最小限。薬もなし、この忙しい時にという感じ。施設の看護師の方も、翌日かかりつけの診察の方もなぜ縫ってないの?薬も絆創膏処置もないの?とびっくり。翌日抗生剤軟膏処方してもらいセーフ。先が短い高齢者だからかな。 https://t.co/Pbo21Nw0I0
仕事で小さい子や妊婦さんの多い地域に行くと新鮮な感じがします

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