著者
二神 弘 杉村 暢二
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
地理学評論 (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.196-216, 1975-03-01 (Released:2008-12-24)
参考文献数
16

上述したごとく多くの地方都市においては,原型として古い戦前型都心や戦災復興型都心の部分的,外装的改変では,もはや量的質的に飛躍的に増大した都市住民の都心的欲求を充足することは困難になってきている.このような今日的状況のなかで地方都市は.それぞれ独自に都心再開発計画を構想し,或は立案し,或は既に都心再開発を実施しているなど,その現状は極めて多様である.筆者は地方都市における都心再開発は,先発グループとしての中央巨大都市群の都心再開発の先行の中から多くの教訓を学びつつ,都市住民の広汎な都心的欲求に十分に対応した,いわゆる市民都心の創造を強く提案したい.

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この地の歴史を辿る場合、嘗てこの場所には刑務所があり移転。その広大な跡地処理が課題であったことを理解する必要がある。 当時前後が以下の通り。 出典「地方都市における都心再開発」 https://t.co/3paSSMFJZ3 205頁から第一図、第二図抜粋。 以前の裁判所が名鉄ホテルへ。他が松坂屋(雑だが)。 https://t.co/mZFg7tQWkq
1 1 https://t.co/pwyS9nflSI

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