著者
福田 珠己
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
地理学評論 Ser. A (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.69, no.9, pp.727-743, 1996-09-01 (Released:2008-12-25)
参考文献数
49
被引用文献数
1 11

本稿では,沖縄県竹富島において島を代表する存在である「赤瓦の町並み」が,どのように保存され今のような姿に至ったか,また,「赤瓦の町並み」が町並み保存運動の中で,伝統的建造物群保存地区という文化財としてどのように再生されていったか,伝統文化の創造という観点から考察する.町並み保存のプロセスを検討していくことによって,「伝統的」であると見なされている町並みが本来はいかなるものであるのか,さらに,「伝統的」であるとはいかなることなのかが,明らかになるのである. 本研究の視点は,文化と真正性,伝統文化の創造,観光と伝統をめぐる諸研究と共通するものであり,本研究で取り上げた文化財として位置づけられている伝統的町並みは,研究者・行政・住民の三者の思惑が絡み合ったところに生じたもので,近年注目されっっある「ふるさと」の文化,地域の伝統文化を考える上で,格好の素材でもある.

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地理学評論から引用 タイトルがかっこよくて好き https://t.co/iWpaH0JV8i
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#竹富島 の赤瓦の街並み、地元の人は映画のセットみたいな表現してた記憶があるので検索してみた。あとで読む。 ほんの 50 年前までは本島ですら藁葺き屋根の家があったのだし。 https://t.co/b4sh1WllkV
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【伝統は作られる】福田, 1996: 沖縄県竹富島では赤瓦屋が大部分を占める伝統的町並みは過去に一度も存在しなかった。しかし、住民・研究者・行政・住民の三者の思惑が絡み合った結果、1980年代以降に「赤瓦の街並み」が「伝建地区」として創造された。https://t.co/xaA5VUPqXx
今日のブラタモリは竹富島なのか 竹富島の「伝統的」建造物群保存地区といえばこの論文 福田1996『赤瓦は何を語るか 沖縄県八重山諸島竹富島における町並み保存運動』 https://t.co/HBab8yfKiu
あともう1本。「沖縄の原風景」と言われる「赤瓦の町並み」はいかにつくられたのか,が分かる。 https://t.co/7h5C6uN2wu
この竹富島の論文も学生時代に授業の一環で読みましたな。懐かしい。/J-STAGE Articles - 赤瓦は何を語るか https://t.co/sHNTE13ar6
福田珠己「赤瓦は何を語るか」1996に詳しい https://t.co/JZSTYNgPGn
J-STAGE Articles - 赤瓦は何を語るか https://t.co/r5KeWP9WCh 講義資料あげときます
赤瓦は何を語るか https://t.co/6mDB8095Ty
赤瓦は何を語るか https://t.co/6mDB8095Ty
福田珠己 1996.赤瓦は何を語るか――沖縄県八重山諸島竹富島における町並み保存運動.地理学評論 69A:727‒743. https://t.co/6mDB8095Ty
福田 珠己「赤瓦は何を語るか―沖縄県八重山諸島竹富島における町並み保存運動」地理学評論. Ser. A 69(9), 727-743, 1996 https://t.co/VVHxDXOZ6h 『地理学評論』の中では阿部一さんのラブホ論文と並ぶインパクトのある論文
福田珠己「赤瓦は何を語るか―沖縄県八重山諸島竹富島における町並み保存運動―」(地理学評論,1996)https://t.co/95oOQdcUyM 最近は(レポートでっていうのもあるけど)真正性とかを考えてた あまりよくわかってない状態で使うのはよくないけど「表象」とかその辺りの話にも詳しくなりたい
J-STAGE Articles - 赤瓦は何を語るか https://t.co/fg6dFBHRLd
沖縄の赤瓦に漆喰の屋根。那覇では身分を問わず認められていたけど、その他の地域では明治22年まで禁止されていたと知りびっくり。竹富島の赤瓦の町並みも、しかり。福田珠己「赤瓦は何を語るか」https://t.co/R09en1DBWT
建築・まちづくり系、文化財関係の方もきっと面白いですよ→ @ajgeog 竹富島の論文 https://t.co/6J8eVS2i RT 「伝統的な町並みとして守られている赤瓦屋の町並みは、過去にあった現実の姿ではなく、島民の願望であり、理念であった」福田珠己「赤瓦は何を語るか」
竹富島の論文へのリンクはこちらです。 https://t.co/9B2q8d4o RT @Otani_Tim 「伝統的な町並みとして守られている赤瓦屋の町並みは、過去にあった現実の姿ではなく、島民の願望であり、理念であった」(福田珠己「赤瓦は何を語るか」『地理学評論』69-A)

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