著者
江口 誠一
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
地理学評論 (ISSN:13479555)
巻号頁・発行日
vol.79, no.6, pp.309-321, 2006-05-01 (Released:2008-12-25)
参考文献数
23
被引用文献数
1 1 1

植物珪酸体化石群の組成とその産出量によって,過去の砂浜海岸地域の植生と地形を空間的に復原するための方法論を提案し,縄文時代晩期の三浦半島古逗子湾奥海岸の堆積物についてそれを適用した.国内6地域において現生海岸植物6種の被度と表層堆積物中の植物珪酸体分布を対応させ,分類した8微地形区ごとにそれらの最高拡散量を平均値化した.その数値と植物珪酸体化石各型の産出量の対比によって推定された母植物生育域と堆積域を,成帯構造を呈する植生と地形に置換して空間的に復原した.古逗子湾奥海岸において約2800年前に海退傾向であったが,以降少なくとも約150年後まで一時期海進傾向に転じたことが指摘できた.

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【地理学評論掲載論文】江口誠一 2006.植物珪酸体化石群の産出量による空間域の復原-縄文時代晩期の三浦半島古逗子湾奥海岸を例として,地理学評論79,309-321.https://t.co/HYgTj43L0x

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