著者
門田 康正 正岡 昭 西川 栄郎 前田 昌純 中原 数也 大嶋 仙哉 谷 靖彦 清家 洋二 中岡 和哉 谷岡 恒雄 篭谷 勝巳
出版者
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.59-70, 1979-03-31 (Released:2011-08-10)
参考文献数
30

I期からIV期までの原発性肺癌患者32例を対象に健康人新鮮白血球の輸注を実施した.本法単独では腫瘍縮少効果は認められなかったが, アジュバント治療として術後や放射線治療後の再発, 転移の防止, 腫瘍縮少状態維持の効果は期待できる.また本法による生存期間の延長, 全身状態 (Status Index) の改善が認められ, この効果はIII, IV期の姑息手術例, 手術不能例の末期患者にもみられた.副作用として血清肝炎がみられたほか, 重篤なものはみられなかった.

言及状況

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@chikaranodacchi @kuwamitsuosamu 普通の輸血は副反応抑制で白血球を減らすんですよ。 https://t.co/iqHc9z2gee 効果があったとしても、副反応の微熱期間の二、三日しかないんじゃないかな。 https://t.co/wXKFCsHAbB 過去論文を探して見たけど、無茶古いものしかなさそう。 https://t.co/WesHHE2mAv 代替技術が既に出てるんでしょう。

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