著者
服部 孝彦
出版者
大妻女子大学人間生活文化研究所
雑誌
人間生活文化研究 (ISSN:21871930)
巻号頁・発行日
vol.2021, no.31, pp.100-103, 2021-01-01 (Released:2021-09-17)
参考文献数
16

早期英語教育の考え方の理論的根拠として臨界期仮説をあげることができる.しかし現在まで,臨界期があるかどうかについては明確な結論は出ていない.本研究ではまず母語習得と臨界期の先行研究を概観する.その上で第二言語習得に関する臨界期の先行研究を概観し,研究動向を掌握する.そして臨界期が今後解明すべき課題について,言語習得環境からの視点も踏まえながら考察を行う.それらを踏まえ,2020年4月から全国の公立小学校で実施されている英語教育の有効性について,第二言語習得理論の立場から検討をする.

言及状況

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学習における臨界期について知りたい。

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服部孝彦(2021).「早期英語教育と臨界期に関する研究」 https://t.co/t0gKJ8vFhH Larson-Hall, J. (2008). Weighing the Benefits of Studying a Foreign Language as a Younger Starting Age in a Minimal Input Situation. Second Language Research. 24(1), 35-63. https://t.co/6urH1oyzEU
オーバーキルしたいわけではないのですが…2021年の論文です 「日本という外国語環境での早期英語教育の技術面の効果は、残念ながらあまり期待できないと言える」 #早期英語教育 https://t.co/WdICvu8Ofy https://t.co/m5SFr9FoPx https://t.co/b5mnDyTL9e

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